心理占星術と未完成な日々┃nicosmic life

自分自身が納得できる人生を歩むために、ホロスコープの構造を利用する

林道のすすめ

私は無類の林道好き。

この先通行注意とか、雨量規制とか、冬季閉鎖とか、落石注意とか、とにかくヤバそうなムードの林道を見つけたら走らずにはいられない。

木々の木漏れ日、並走する渓流、カーブを抜けた先の壮大な絶景、人知れず咲く山花、人知れず落ちる滝…

標高が上がるごとに、映る景色も空気も変わる。

その道の先に何があるのか。

何の下調べもせず、とにかく適当にひた走る。

たいてい同乗者は「もうやめておこうよ」「帰れなくなったら困るよ」と迷惑そうにするけど、次第に未知との遭遇に興奮してくる。

時々にっちもさっちもいかなくなると、「一緒に旅するとろくな目に合わない」と怒られることもあるけど。

まあ、大方よろこんでくれているはずと信じている。

 

今日はまず、「おひさま」の舞台になったという蕎麦の花畑のあるキャンプ場でハンモックに寝てみた。

下の写真はハンモックに寝転んで撮った写真。

 

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贅沢な時間だ。

蕎麦の花のシーズン4月と9月には、真っ白な花が一面に広がるという。

写真を見たら雲海のようだった。

また来よう。

 

その後は、ひたすら林道ドライブ。

次の目的地は八方尾根。

紅葉した木々の揺らめきと山から集まる豊富な水のしぶきが空気の中で光り輝く。

なんてきれい。

行き止まりまで進むと、白馬岳を目の前に望むことができる。

 

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その後、大町アルペンラインから黒部ダムに向かうコース。

秋色に色づいたダイナミックな山々にびっくり!

そして極めつけは、大町ダムから龍神湖、葛温泉、高瀬渓谷、七倉ダムへと続く林道。

この道は「山の神」と呼ばれるトンネルの手前で行き止まりになっていて、そこから先は東京電力の管理道路だ。

ここの紅葉は、どこよりも美しかった。

 

葛温泉

聞いたことなかったなあ。こんなに絶景なのに。

この温泉、慶長年間の飢饉の際に村人が葛を採りに山中に入り、温泉を発見したのが発祥とされている。

400年に渡って湧き続けているというが、一度、土石流により交通が寸断され孤立状態となったらしい。

林道好き&温泉好きの人は是非!

混浴だけど。

 

ということで、楽しい時間はあっという間に過ぎる。

明日は、美ヶ原、霧ヶ峰諏訪湖を抜け、白樺湖で知り合いと合流する予定。

では。