心理占星術と未完成な日々┃nicosmic life

自分自身が納得できる人生を歩むために、ホロスコープの構造を利用する

そこに愛はあるか?

クライアントでも生徒でも、またプライベートでも、私を驚かせる人たちがいる。

愛するものに触れ、愛する活動に携わっている人たち。

手作りのビーズのアクセサリーを見せてくれる生徒さん(あまりの素晴らしい出来栄えに、心底驚かされた私)。

関わったプロジェクトに対し、熱く語ってくれるクライアント。

そうそう、折花作家のMさんは、いつも折花への愛にあふれている。

そういった人たちを前にすると、私の心はとても喜ぶ。

心から応援したくなるし、刺激にもなるし、温かい気持ちにもなる。

みなさんは、何か愛するもの、愛する活動を持っているだろうか?

愛と言えば、占星術では金星がその代表のように語られているが、一体感、同化を伴う天体はそれぞれに愛があると考えられる。

月、金星、木星海王星がそれに当たる。

つまり愛にとって大切なのは、どれだけ時間をかけ、丁寧に扱い、その対象と一体になることができるかだ。

そこに至高の喜びがある。

人に対する愛も同じだろう。

何事もいい加減、テキトーではダメだ。

やっぱり、大事に扱ってあげないとね。

前出のM・スコット・ペックの「愛と心理療法」の中で愛についてこう書く。

「愛とは自分を広げる行為である。自分の限界を広げる行為は努力を必要とする。自分自身を広げる時、もう一歩踏み出しもう一マイル歩く時、安易な怠け癖や臆病なためらいをこえて、われわれは努力するのである」

見返りを期待せず、時間をかけ、自分を差し出す。

愛のある行為は、こうして少しずつ育まれ、身を結んでいく。

出し惜しみせず、愛を感じるものには全力をかけて取り組んでみよう。

そのエネルギーが人や時を引き寄せる結果につながるかもしれない。

万が一、大きな結果をつかまなかったとしても、私を大喜びさせることはできるよ。

引き続き楽しい報告待っています。