心理占星術と未完成な日々┃nicosmic life

自分自身が納得できる人生を歩むために、ホロスコープの構造を利用する

Today's a big day!

とみんなが言うように、盛りだくさんの1日だった。

朝8時45分から、夜の9時までみっちりレクチャー。

もちろん、非常に多くの学びを得ることができた。

今日はTYL以外に、2人の講師がレクチャーを担当。

1人目は、昨日私のコンサルテーションをしてくれたドンのミッドポイントを活用してのネイタルチャート読み。

ドンは、優しい国語の先生といった風貌。

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天体、サイン、アスペクト、ハウスのルーラーシップとひとつひとつ特徴を加えながら、ホロスコープの読みを豊かにしていく。

ミッドポイントも非常にわかりやすく取り入れていた。

参加者はみなプロフェッショナルな人たちなのだが、それでも基本に返り、積極的に象徴を広げ、知識をシェアする。

アメリカ人たちは我先にと発言をするので、ひとつのホロスコープがあっという間にたくさんの象徴で埋められていく。

私の講座でも、結構丁寧にひとつひとつの天体の象徴を読んでいるのだが、積極的に発言をしてくれる生徒さんは限られている。

象徴には間違いというのはないので、これからはドンのやり方を参考にして、みんなでアイデアを分かち合いたいと思う。

生徒の皆さん、楽しみにしてます!

2人目は、TYLのDVDを手掛けたキャシー・ローズ。

彼女は美しいマンダラの絵を描く。

Kathy Rose

キャシーは、適職占星術のテクニックを簡潔に説明。

TYLの適職占星術は手順が多く、最初は難しく感じられるのだが、キャシーは重要なポイントを押さえつつ、魔法のように簡単に読む技術を伝えてくれた(実際は、間違いなく訓練が必要だけど)。

これも是非、日本に帰ったらみなさんに伝授したいと思う。

素晴らしい資料ももらったので、いつか講座の中で配るつもり。

今日のティルはというと、相変わらずよく通る声で適職、健康、コンサルテーションの進め方などをレクチャー。

印象的だったのは、「占星術のテクニックではなく、人間を知ることが大切なのだ」という言葉。

また「天体は何をしてくれるわけでもない。自分自身が何を行うかだ」とも。

だから、n太陽にSA金星がコンジャンクション(人生最良の時と言われる組み合わせ)しても、アクションを起こさなければ何も起こらない。

前に私のブログでも書いたが、行動は奇跡と魔法と恩寵のエネルギーだ。

SAは自分の中の意識が変わるタイミングなのだから、やはり計画的に使っていきたい。

そういえば、今日のランチタイムはアメリカ在住の日本人、新里さんと一緒だった。

新里さんといえば、昨年日本で開催したティルセミナーに参加した方々にはお馴染みのはず。

パーフェクトな通訳を披露してくれたあのナイスガイだ。

石塚氏と日本人向けのちょっとしたサプライズな打ち合わせをしていた。

内容は秘密。

今日は、日本での石塚氏の功績をTYLは何度もねぎらっていた。

石塚氏の尽力なくしては、ティルの翻訳本もティルの来日も実現しなかったはず。

石塚氏がティルメンバーの間で一目を置かれるのは、日本人として非常に誇りに感じる。

また新里さんも今年の9月のセミナーに向けて、とても前向きな提案をしてくれている。

彼は35歳とは思えないほど成熟した考え方の持ち主。

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そんなハードな1日が終わり、あとはバーに集まり歓談の時。

今日はマシューが手品を披露してくれたよ。

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マシューは外交官が本職なのだけど、専門はなんと「日本とロシアの外交&情勢について」。

つまり北方領土の問題をレポートするのが彼の本職だ。

なんと!

ディナーの時には、民主党政権憲法第9条小泉内閣の政策、次期ロシアの大統領選についてなどを話した。

まったく…つたない英語で参ったよ(相手は外交官だからね)。

マシューはまるでコメディアンのように私たちを楽しませながら、世界各国で学んだという手品を披露してくれた。

日本の手品のコーナーでは、5つのクリスタルの中から「黒月(くろつき)??」とかいう黒玉を選んだ人を当てるとかいうのをやって、見事、私がそれを選んで(選ばされて)しまった。

みんなに、「You're bad liar」と笑われたよ。

やれやれ。

まあ、そんなこんなで楽しくやってる。

明日はセミナー最終日。

持てるだけの情報を持って帰国します!