とても不思議な偶然が続いたので、今日はそれを記事にしてみる。
アメリカから帰国し、まだ馴染みの薄い家に戻り、なんとなく落ち着かない気分でいたとき、iTunesのラジオから
心地良い音楽が流れてきた。
ブログを読んでくれている人は気付いているかもしれないけど、私は大のロック好き。
それもウッドストックな時代の音楽にいつだって惹かれる。
で、60年代、70年代のロックを流す局をチョイスしてるんだけど、そこからボブ・ディランの”Mr. Tambourine Man”が流れた。
素朴で穏やかで抽象的なメロディ。
ウィキによると、
この時期のディランの歌詞には、聴き手の体験に置き換えて自由に解釈できる象徴性があることも指摘されており、「ミスター・タンブリン・マン」はそのような性格を特によく示している。
なるほど。
しかし、このシンプルさはどこから来てるのだろうかと、早速ホロスコープを見てみたところ、彼は牡牛座に土星を持っていた。
そのうち、曲はジョン・レノンの”Love”に移った。
これも実にシンプルな歌。
シンプルだけど核を描いている。
久しぶりにジョンのチャートを見てみたら、やっぱり…牡牛座の土星だよ。
これら2曲を連続で聞いているうちに、ようやく家路にたどり着いたような気がした。
私の牡牛座・土星はICのルーラーだからか。
まあ、そうホロスコープの象徴は単純ではないんだけど、こういう楽しみ方もあるよね。
と昨夜眠りつく前に、なぜかゴッホの「ローヌ河畔の星空」のイメージが頭の中に広がった。
最近、絵を見る機会が多かったからかね。
彼の作品には星空の絵が多いけれど、これは私の一番のお気に入り。
星空と遠くにかすむ街の明かりと寄り添う人。
静寂と孤独の中につつましい愛がある。
朝起きてから、ゴッホのチャートを見てみたら、やっぱり牡牛座の土星。
それも私の土星と同じ16度だった。
ゴッホは、それまで誰も取り上げなかったモチーフを、それも世の中から完全に忘れられたかのように存在しているもの――干からびたひまわり、くたびれた老人などを題材に描いた。
それは恐らく、魚座の金星などの影響もあるかもしれないが、それを現実に落とし込んだのは、牡牛座の土星の影響もあるだろう。
松村潔氏は牡牛座の芸術を「牧歌的で単純」と言っていたが、その地上的な感性は未来に急ぐ私たちに多くのことを思い出させてくれる。
土の匂い、太陽の色、シンプルで力強い生命の力、飾り気のない哲学。
そんな時、なんと牡牛座・16度に太陽を持つ方から、ブログにコメントをもらった。
なんてサプライズな!
とても印象的なコメントありがとうございます。
なんでだろう。
牡牛座・木星の影響?
私が土星を強く意識しているのかしら?
とにかく、友人が「BGMにしか聞こえない」と言おうが、私は牡牛座に太陽を持つジャック・ジョンソンの歌を聞き続け、ボブ・ディランの曲をギターで弾く。
シンプルって素晴らしいよね。
《追伸》
牡牛座の土星を見たから、やっぱり反対側の蠍座の土星も調べてみなくてはいけない。
いや~、土星をサイン別にみるのも面白い。
ティルは水瓶座・土星については、しばしば「人を助ける力」と言及しているけれど、他のサインにも何かしらの共通項があるような気がしてならない。
土星の象徴を考えれば、そのサインの権威者となるため、社会的な義務や責任を課せられていると考えてもいい。
なぜなら、ビル・ゲイツ、ジョブズ、オプラ・ウィンフリー、ヒュー・ヘフナーといった億万長者がずらりと並ぶ。
また、マルコムX、クリシュナムルティ、カスタネダ、サイババ、デヴィッド・カッパーフィールドなど、人々を陶酔させる力を持つ人物も多い(エリザベス女王、サッチャー首相など鉄の女たちも!)。
是非、この力を社会のために有効に使ってください。