心理占星術と未完成な日々┃nicosmic life

自分自身が納得できる人生を歩むために、ホロスコープの構造を利用する

最近、TVネタが多いのは…

PCでTVが観られるようになったから。

それまで地デジ使用のTVじゃなかったんだよね。

ということで、今日もTVネタ。

いつものサンデル教授のやつだけど、それを観ていて驚いた。

いつから日本人は、利益至上主義になったんだろうね。

なんでも金勘定。

ゲストたちは、何の矛盾もなく金にモノを言わす発言をしていた。

アメリカ人学生ですら手放しつつある価値観だというのに。

日本人がしんどい生活を強いられているのは、このせいだったのだ。

「お金がないと生きていけない」という価値観を植え付けられ、そして私たちはあくせく汗を流す日々。

または、ため息をつきつつ将来を案じる毎日。

確かにお金は必要だけど、心の平穏や豊かさまで、お金は保証してくれないはず。

何かがおかしい。

少し前、1984年生まれの4人組がコンサルテーションを受けに来てくれた。

彼女たちは来年のサターンリターンを目前に様々な不安を抱えており、そして皆が一様に「お金がないから~できない」ということを口にしていた。

例えば、貯金がないから結婚できないとか。

そして「それは誰の価値観なのか?」と聞くと、皆が「母親」と言っていた。

この教育はどこからきたのか?

本当にお金がないと何もできないのか?

彼女たちの可能性はどうなるのだろう。

それとも、たとえば「肩車型」になっていくだろう年金問題などが、彼女たちの未来を暗く、重いものにしているのか?

だとしたら、それはやっぱり問題だ。

お金で解決できる問題と、お金では解決できない問題を区別することもできないくらい、私たちは希望をなくしているのかもしれない。

または、生きる力を失ってしまったのかも。

社会保障だけでは解決できない、または消費税だけではクリアできない問題。

私たちは、もう一度「生きる力」を取り戻さなければならない。

工夫や創造や楽しむ力。

それらがなければ、明るい方向へと向かうことは難しい。

せめて大人たちが「お金がない人とは結婚なんてしないでね」と言わずにすむ社会を作るべきだ。

景気回復とというけれど、古き良き時代はもう帰ってこない。

「回復」という言葉自体、後ろ向きなのだ。

「高度成長期」の元気など戻ってこないよ野田総理(きのうNHKに出てたよね)。

そろそろ懐古はやめ、新しい国を創るつもりでやらないと。

そういったことを7月の冥王星天王星のトランジットあたりで気付いてくれるといいけどね。

弱者を救うことも大切だけど、弱者を引き上げる力も必要だ。

せめて、私たちは元気でいないと。

なので私も考え方を改め、ちょっと新しい方向性を探ってみようと思う。

面白いこと考え付いたら報告します。