心理占星術と未完成な日々┃nicosmic life

自分自身が納得できる人生を歩むために、ホロスコープの構造を利用する

うれしい理解者

私は毎年、教授や政治関係の人など、様々な業種の方々を前に「一年間の運勢」を発表させてもらっているのだが、そのメンバーの方から先日、「実は占星術は…」のブログに対し、とてもうれしいコメントをもらった。

画家&著述家で、物理学者だったお父様との共著「物理のしくみ」を始め、「インドのアチャールくん」「中学生にもわかる仏教」などの著書を多数出版されている小暮満寿雄氏。

精力的に個展を開き、またレストランの壁画やカエルのフィギュアなども創作している。

作品集はこちらでチェック!

小暮氏作品集

実は小暮氏は、初めの頃、占いに対してかなり懐疑的だった。

講義の間も占星術に対する疑問をたくさんぶつけてくれた。

「物理学者の息子だからね」と言っていたが、それはそれで私もそのやり取りを楽しませてもらった。

反対意見をもらうことで、業界というのは洗練されていくものだからだ。

「それにしても占いと占星術は違うというのは、わたしにとって新機軸でした。

以前、わたしは占いに関して疑問があったのですが(物理の本にもマンガを描いてますが、失礼!)、

nicoさんの占星術のお話を伺い、長年の疑問が氷解した次第です」

涙が出るほどうれしい。

今までの努力が報われた感じがしました。

ありがとうございます。

恐らく占星術をやっている人は、いやでも物理の世界に足を踏みこんでしまうものだと思うが、特に量子物理学は占術の観点からも説明できる法則だったりする。

マクロの秩序とミクロの秩序が照応し合うということは、このブログでも説明したが、観察者と被観察者という関係性も、また物理的な波を作りだす。

タロットのマジシャンのカードなどが、その反応を見事に描いている。

その他、「実は占星術は…」のブログにコメントを寄せてくれた方々。

ありがとうございます。

多分、「占い」それ自体に問題はない。

ただ世の中に蔓延している占いビジネスには実際、弊害は大きい。

昨日の講座でも話題になったが、主催者に「お客さんが言ってほしいと望んでいること以外のことは言わないように」と叱られたとか、リピーターをつけるためにポイントは小出しにするとか、そういったビジネス的テクニックに問題がある。

もし、少しでも良心の呵責を感じたら、その時点でそれはネガティブな影響をもたらしていると考えていい。

理解者を増やすことは長い道のりになると思うが、好きで選んだ道。

楽しみながら、奮闘していきたいと思っている。

とにかく、小暮氏の作品は大らかで伸び伸びしており、そしてどことなく懐かしい。

何と言うか、人々の普遍的な感性、郷愁の感に訴えかけてくる感じ。

私が好きな作品はこれ「ジャイサルメールの孔雀」。

illu20-peacok.jpg

小暮氏から、銀座のイタリアンレストラン、ヤマガタ・サンダンデロの壁画の画像も送っていただいたのですが、どうしてもアップできない…

素敵な風景だったのですがすみません…

ここは11,000円のディナーコースがお勧めだとか。

是非、お料理と共に作品を堪能してください!

ヤマガタ・サンダンデロ