心理占星術と未完成な日々┃nicosmic life

自分自身が納得できる人生を歩むために、ホロスコープの構造を利用する

土星・天秤座 ソーシャルライフの訓練

土星が天秤座を運行するのも残りあと半年。

土星が逆行した頃から、にわかにソーシャルライフを訓練させられるような体験が襲いかかってきた。

今更ながら、フェイスブックとか、ツイッターとか。

マメな性格ではないので、今まで躊躇してたんだけど、逆行は忘れ物を取りに戻るような流れになるよね。

でも、やっぱり大変。

乙女座で自我の育成を終えた後、天秤座で集団の中で通用する自己を確立する段階に入る。

多くの人々に受け入れられ、交流しやすい人格を手に入れるためだ。

他者の期待するイメージに応えるということは、環境の中に深くコミットすることも意味する。

そこを鍛えようと土星は刺激を与え続けている。

土星が本格的に天秤座入りした2010年は、丁度、天王星牡羊座に入った。

つまりテクノロジーと結び付いたソーシャルライフということだ。

これが今の流れに結び付いている。

最新の技術を使い、社交能力に磨きをかけていく。

「お友達」や「いいね!」や「フォロアー」などの数を競い、広く、浅く自分を外向きに売り込んでいく。

きっとみなさんも、そのような訓練を重ねることができたのではないだろうか。

では、蠍座に入るとこの流れはどうなるのだろう。

既に多くの人が、そんなソーシャルライフの軽さに辟易し始めたと聞く。

そろそろ移行段階に入ってきたということか。

土星が訓練を要求する天体だとしたら、蠍座土星は他者の価値観を学ぶときになるだろう。

天秤座的社交能力ではなく、人に対するこころの理解を深めていく必要が出てくるかもしれない。

力争いや組織からの縛りもあり、自分の思惑通りに進まないこともあるだろうし、人との違いを受け入れ、成長のために自己を手放さなければならない体験も通過する。

けれど、そこに魚座海王星が待っている。

海王星は、理解力を深めさせる力を持つ。

相手と歩調を合わせる。

目的意識を共有する。

まずは、相手の価値観に染まってみる。

気軽な付き合いから、真の理解へ。

蠍座的訓練。

一筋縄には進まないかもしれないけど、とにかくやってみようじゃないか。

でも、まだ半年あるからね。

とりあえず、天秤座的社交能力を鍛えておいても損はない。

天秤座は、相手を喜ばせる力に長けている。

おもてなしのこころとサービス精神を発揮し、人とのつながりに広がりを持たせておくといいかもね。

Mちゃん、頑張ろう!