心理占星術と未完成な日々┃nicosmic life

自分自身が納得できる人生を歩むために、ホロスコープの構造を利用する

心理占星術の発展を考えつつ…

嵐の夜に始まった「心理占星術をしっかり見直そう!」という研究会。

この会の開催は、兼ねてからの私の希望だった。

なかなか浸透しない心理占星術の現状。

これほど的確にカウンセリングができるのにもかかわらず、それが普及していかないのはなぜか?

その成果や結果が見えにくいからか?

ではどのように、その成果を伝えていったらよいのか?

そんな疑問を仲間たちと解消していきたい。

それがこの研究会の開催目的だ。

石塚氏を始め、経験豊かな著述家&占星家の村上さなえさん、ロンドンで心理カウンセリングを学んだ私の有能な生徒さん・ミラさんも参加してくれた。

今日は第1回目ということもあり、研究会の方針、今後の進め方などを話し合った。

どういったアプローチでカウンセリングを始めるか?

抑圧や防衛、理想主義など、こころに踏み込んでいく手順をどのように行っているか?

より効果の高いアプローチは、どのようなものがあるか?

カウンセリングの始め方も、その後の展開の仕方も、やはり人それぞれ。

そこが占星術家の腕の見せ所になる。

石塚氏は、どのようにカウンセリングを進めていくかの説明をした後、太陽と月のブレンドの話をすると言っていたね。

私の場合、まずはじめに、クライアントに今の自分の状況を自分の言葉で語ってもらう。

そこから、今のトランジットやソーラーアークの状況と本人の状態のマッチングを確認し、その後、クライアントの一番特徴的な配置を説明していく。

大抵は、月の状態の話をする。

そこで相手との波長を合わせた後、実際のカウンセリングに入っていく。

その後は、やはりカウンセリングはライブなので、その時々、臨機応変に対応していくことも多い。

「クライアントのラベリングをやっていくのが大切だ」とミラさんは言っていた。

そこを見極めるのも重要だよね。

クライアントの現状、立場、着地点、あらゆる情報をもとに、クライアントの今に必要なアプローチを組み立てていく。

どこら辺まで進めていくかは、本当に人それぞれだからね。

今日は最後にひとつ私の持っているチャートを読んで、どのように解決に向けていったかを検討し合った。

今後はもう少し、心理学的な観点から考えてみる予定。

今日も話題に上がったが、ティルは「月に一冊、カウンセリングや自己啓発に関する本を読もう」と言っているが、私もそれをお勧めする。

ある問題に対して、どのような言葉でアドバイスをしたらよいか、それを具体的に学ぶことができる。

研究の成果があがったら、実際、何かの形で発表していきたいと思っている。

成果のあったカウンセリング方法を、みなさんとシェアしていくのがこの研究会の目標だ。

イマイチ、鑑定の現場で言葉の伝え方やコンサルテーションの着地のさせ方に迷いがあるという方。

私たちの発表をお待ちください!

また、心理占星術のこんなことを知りたい!という提案がある方。

是非、コメントをお寄せください!