今日もいろいろ冥王星の報告を受けた。
大いに参考にさせてもらっています。
みなさん、本当にありがとうございます!
このように自己を客観的に判断し、そして表現をしていくというのは、まさに天王星□冥王星のなせる業だ。
冥王星がこころの奥底に抱えていたものを、天王星が暴露し、ショックを与え、そして目覚めさせる。
事象を意識化することにより、個人はより「私らしさ=個性化」に近づいていく。
今日の講座でも話をしたが、このトランジットによる意識的な「カミングアウト」はとても重要な成長のステップになる。
しかし、その「意識的はカミングアウト」を拒んでいると、必死に隠していたこと、秘密にし続けてきたことが白日の下にさらされることがある。
たとえば、大津市のいじめによる自殺問題とか。
橋下市長の愛人問題とか。
ばれることを恐れれば恐れるほど、おそらく冥王星□天王星は、容赦なくそこにスポットライトを当てる。
または、ブログ「悪徳のすすめ」にも書いたが、冥王星により抑圧された欲望が天王星の刺激により噴き出してくることもある。
最近の、迷惑防止条例違反(痴漢)の多いことったら!
昔から「先生」と名のつくものはろくな者がいないと言うが、清廉潔白と言われる人物ほど、欲望を抑圧している可能性は、もちろん高い。
それは「立派な人間でなくてはならない」というイメージを守ろうと無理をした結果であり、また「立派な人物にちがいない」とイメージを投影された結果だ。
いみじくも、橋下市長が会見で「私も聖人君主ではないですから…」と言っていたが、誰だって、そのように道を踏み外す可能性はある。
人は、自分の見たいイメージを相手に投影する。
そういった期待に応えようと無理をすればするほど、個人の本能的欲望はこころの奥深くに抑圧されていく。
天王星は唯一、裸の王様に「王様、はだかじゃん!」とツッコミを入れられる天体だ。
今まさに、多くの王様的人物が裸だということに気づかれ、そして暴露され始めている。
秘密を保持することが悪いことだとは言わない。
大切な人を守るため、または危険を避けるため、人は本能的に秘密を保持するという性質を備えている。
けれど、今はそれを客観視するときであり、吐き出すときなのだ。
私も一応「先生」と言われる立場なので気をつけないと。
あんまり善を打ち出すと、悪に足を引っ張られるかもしれないね。
あまり「悪」に眉をひそめず、自分を客観視し、人それぞれの個性を認めていれば、多分大丈夫だと思うけど。
それが一番難しいかもしれないね。