心理占星術と未完成な日々┃nicosmic life

自分自身が納得できる人生を歩むために、ホロスコープの構造を利用する

ハウス間の緊張ネットワークの話

星の美しい夜。

集中講座に参加してくれたみなさん。

お疲れさまでした。

メール、コメントいただいているのにお返事できなくてすみません。

少しずつ返信していきます。

かなり長丁場だった集中講座。

終わってみればあっという間でしたね。

「しゃべり通しで、途中で倒れるんじゃないか」と心配してくれた生徒さんもいましたが、みなさんの「占星術って面白い」の言葉がエネルギーとなり、最後は「もう終わっちゃうの?」というくらい名残惜しい感じでした。

本当に楽しい時間を過ごさせていただき、夏のいい思い出になりました。

ありがとうございました!

「終わった後に睡魔がやってきた」というメールももらいましたが、きのうはゆっくり休めましたか?

長野からいらっしゃった方は、「東京から帰ったら、長野の夜は涼しかった」と教えてくれました。

集中講座で得たものをゆっくり整理し、実際のチャート読みに活かしてみてくださいね(多分、今はまだ頭の中に情報がグルグルしてるかもしれませんね)。

しかし…集中講座、なかなかいいですね。

みなさん、初心者とは思えないくらい、最後の実践読みでは、サクサクとハウスのルーラーシップを追いかけてくれてましたね。

あれは奇跡です。

集中してやると、上達も早いのかしら?

是非、さらなる占星術への興味を広げてみてください。

またお会いするのを楽しみにしています。

今日、ニュースステーションを見ていたら、ボクシングの金メダリストの村田良太選手がこんなことを言っていた。

「金メダルを獲った時、ここがゴールなのかスタートなのかわからなくなってしまった。金メダルは、自分に対する評価だとは思っていない。金メダルは他人からの評価にすぎないし、自分ひとりで勝ち取ったものではない。じゃあ、自分自身は何者なのか…」

私はハウス間の緊張のネットワークの講義がとても好きなのだけれど、その理由は、この「ネットワーク」という言葉にある。

たとえば、自己価値=2ハウスを表現=5ハウスし、他者の価値=8ハウスにもまれ、それを評価価値=11ハウスに変えると言う一連の作業。

ここのどこかにつまづきがあれば、この流れは滞ってしまう。

どこのハウスをどのように調整するのか、それが私のコンサルテーション大きなテーマになっているのだけれど、村田選手の言葉を聞いて、「ああ、人生とは終わりのないネットワークなのだな」と感じだ。

そして彼の言葉から、価値の実感とは、やはり最終的に自己価値=2ハウスに戻ってるものなのだということを教えてもらった。

それが「金メダル」という最高の栄誉でも、個人が個人として感じる評価に勝るものはないのだと。

そのように思考し、哲学し、夢や理想に変えていくのは、次のケーデントハウスの役目でもある。

2ハウスの体験が豊かなら豊かなほど、その厚みは増していく。

なるほど、人生は続いていくものなのだ。

だから、人生は面白い。

そんなことをTVを観ながら考えていた。

基礎講座のクライマックスがこのハウスの話。

みなさん、理解してもらえたかしら?

最後は、ゆっくり質問に答えられなかったですね。

講義が終わった途端、完全に集中力が途切れてしまったみたいです。

帰り際がかなり中途半端になってしまったのは、そのせいです。

メールで質問ください。

明日からは、ゆっくり返信できると思います。

では、みなさん!

残り少ない夏時間を占星術とともに楽しんでください!