心理占星術と未完成な日々┃nicosmic life

自分自身が納得できる人生を歩むために、ホロスコープの構造を利用する

ちょっと心理占星術 そして、しつこく「アネモネの会」について

心理占星術について、予想以上にたくさんの意見や感想をもらった。

占い師にこそ必要だと言ってくれた方もいたり、年を取ってから「個性化」を考えるのに役に立ったと教えてくれたり、カウンセリングを勉強しているけれど、違う可能性を感じたといった意見をくれたり…

自分の携わっているものを客観的に見る良い機会になりました。

ありがとうございます。

中には、「ミッドポイントとか、レクティファイとか、高度な技術が必要なのが心理占星術ですか?」という疑問を投げかけてくれた方もいましたが、そんなことはまったくないです。

それよりも何よりもまず、天体の象徴の意味を深めることが重要です。

天体の組み合わせをしっかりと理解できれば、ホロスコープの60%くらいは読めたと考えてもいいくらいです。

天体は、人物の実体験の記録であり、また欲求エネルギーであり、そして最終的には可能性の方向性として多くの情報を教えてくれるものです。

そこにサインの心理的背景を加え、ハウスで環境を考えていく。

それで基本的には十分です。

天体の象徴理解が曖昧なままだと、どんなに高度なテクニックを身につけても、人間を奥行きのあるものと捉えるのは難しいと考えていいかもしれません。

この辺は、私の生徒さんには耳タコですね。

ということでアネモネの会。

今日講座が始まる前、生徒のMさんと非常に有意義な話をすることができた。

生徒さんはアートセラピストをやっているのだけれど、心理占星術的解釈とアートセラピーで見えてくる人物像は、同じ印象をもたらしてくれると教えてくれた。

私の話していた「ホロスコープをクライアントの色で染めるのが心理占星術のアプローチ」を理解してもらうには、もしかしたらアートセラピーを学んでみるといいかもしれない。

占星術の理解って左脳的というか、言葉が先行してしまって、どうしても柔らかい側面を見逃しがちになってしまうし…

人のこころという柔らかいものを扱う姿勢が現場には必要なのにね。

アートの側から見えてくる世界を学ぶことで、頭で決めつけてかかる読み方から解放されるかもしれない。

ってことで「アネモネの会」では、そういった柔らかい感性を刺激するような時間を設けてみたいと思い、早速、Mさんに講義を頼んでみた。

どの辺のタイミングでやってもらうかは決まってないけれど、是非これはやってみたい。

ホロスコープを実際の色で染めてみる…参加者のみなさん、この提案はいかがでしょう?