心理占星術と未完成な日々┃nicosmic life

自分自身が納得できる人生を歩むために、ホロスコープの構造を利用する

最近、いろいろな人からお褒めの言葉をいただいたので…

とても気分がいい。

しかし…今年の夏は忙しかった。

まずは8月上旬ごろ、私の「ブーブー」に付き合ってくれた友人たちにお礼が言いたい。

ありがとうございました!

そして先週末、集中中級講座に参加してくれた方々、本当にお疲れ様でした!

丁度、台風通過と同じタイミングになってしまって…帰宅困難だった方もいたはず。

大丈夫だったかしら…

今日も「しばらく放心状態だった」というメールをいただきましたが、ほんの少しでも「ホロスコープを読む」ということの面白さが伝わってくれればうれしいです。

ホロスコープの持ち主たちの人生のドラマ、「人生、良い時もあれば悪い時もある」の歩みの中で、良い時だけをすくい取るわけでもなく、悪い時を嘆くわけでもなく、どんな体験も同じだけの価値があると信じつつ、多重構造のチャートを組み立てていく、そんなネイタルチャート読みの面白さ。

難しいけどね、難しいけど、最初に全体像を捉える面白さを味わっておくと、徐々に細かなテクニックを勉強していった時、ちゃんと応用を効かせて読むことができるはずです。

最初からパーツしか見えてないと、何のため?何を目指しているの?がわからず、足りないものは何か?といったことすらも気付けなくなる。

何事も最初が肝心だからね。

私の友人で「あとどれくらい?」「そこまで何分かかる?」と先のことをえらく気にする人がいるのだけど、友人いわく、「先を想定しておけば、それなりの備えができる」ということ。

それはそうだ。

最初は難しく感じられるかもしれないけれど、必ずいつか「あれ?私ちゃんと読めるんじゃない」という瞬間に到達できる。

それまで、しっかり見守っていきます。

最近、褒められたなかで一番うれしかった言葉は、「先生の講座はするめみたいですね。噛めば噛むほど味が出るんですよ」というもの。

スピードが速く、情報量も多いので、大抵の生徒さんはICレコーダーを持ってきてくれるのだけど、その生徒さんは家に帰って、改めて講義内容を何度も聞いて「なるほど、そういうことだったんだ!」ってなったんだって。

スルメ? 褒められているよね。

へーっ、私も聞いてみたい。

自分で録音してみようかしら…

なので、これからカイロン等で私の講座に参加してくれる人は、是非、ICレコーダーをお持ちください。

私は夏目漱石を敬愛していて、漱石の描く物語は、読めば読むほど味わいが深くなるのが魅力で、彼の本から人生の機微を教わったと言っても過言ではなく、淡々と並んだ言葉の中に、私はいつも人の悲しみやおかしみを見出しては、ため息をついたりしている。

人生のどうにもできない苦しい時に、漱石の本の登場人物のように粛々と生活するのが私の目標。

それが人の物語の深さを作っていくのだと思えば、「まあ、やってみようじゃないか」と思えてくるのだ。

その延長で、私は禅の「南無地獄大菩薩」という言葉も好き(そういえば、昔このブログで書いたけど、大江健三郎ハックルベリーフィンの中の「よし、ぢゃあ地獄へ行こうぢゃないか」というセリフを多用していたっけ。似てるよね)。

ティル氏が今回のセミナーで「褒めのすすめ」を説いていたけれど、どういうわけか最近、私の大好きな占術家のひとり、村上さなえさんが私のことをたくさん褒めてくれている。

これまた、最近の起こった中でのうれしいことのひとつ。

恐縮です…

私を「なるほど」とうならせる人はあまり多くはないけれど、彼女はそんな私をうならせる人のひとり。

とても尊敬できる女性だ。

村上さなえさんが最近「奇跡を起こす魔法の言葉」というテーマで占いサイトに登場したので、よかったら見てみてください。

星の翻訳者 村上さなえ

外に出たら、風が冷たかった。

季節の変わり目で体調崩している人も多いみたいだ。

みなさん、身体に気をつけてね。

明日からまた本格始動。

今日は少しオフモードでした。