心理占星術と未完成な日々┃nicosmic life

自分自身が納得できる人生を歩むために、ホロスコープの構造を利用する

週末はカイロン その前に職業占星術のこと

最近、やたら講座で職業占星術をやっているが、やっぱり難しいね。

コンサルテーションでも適職を聞かれることも多いが、みんなちゃんと自分の道に限りなく近いところを生きている。

欲求の方向性は決して間違っていないのだが、何が難しいって、その欲求を実現させるよう導くのが難しい。

自分の欲求は、自分が一番わかっている。

わかっていても、実現できないのがもどかしい。

それが人生の難しさだよね。

やるか、やらないか。

きのういただいたコメントにも書いてあったが、結局、行動に起こせるかどうかが人生の明暗をわけるのだ。

じゃあ、職業占星術が求められているものってなんだろうって考えたとき、どれだけ現実的な視点でアドバイスができるかどうかってことだと、最近考えるようになった。

どれだけ時代に即した職業感覚を持つことができるか。

ホロスコープに現れている象徴を、どれだけ現実に落とし込めるかどうか。

占星術の象徴に社会性を持たせていく。

職業占星術をやるには、その辺の感覚が問われるのかもしれない。

最近、生徒さんの中に経営コンサルタントをやっていたり、NLPの資格を持っていたりする人が増えてきたが、これはとても頼もしいことだ。

この前も経営コンサルタントの生徒さんと一緒に、ある経営者のチャートを読みながら、将来的な仕事の方向性のアドバイスを考えたりしてみた。

以前、証券会社にいたという生徒さんは、たくさんの職種を知っているという強みを持っていた。

こういう人たちが職業占星術をマスターしてくれれば、またひとつ占星術の可能性が広がっていくのかもしれない。

職業占星術やってくださいという声もあるので、1月から職業占星術のクラスを作ろうかなと思っている。

告知は、もう少し待ってくださいね。

ということで、週末のカイロン。

ティル応用講座では、職業占星術の続きをやります。

前回の講座で「次回はチャートをガンガン読みます」とか言ったけど、ちょっと予定変更です。

この1カ月、様々なスタイルで職業占星術の講座をやってみたのだけど、しっかり習得してもらうには、じっくりチャート読みするほうが効率がいいということが判明。

できる限りたくさんのチャートを読んでいきますが、ガンガン読みはやめます。

すみません。

短い時間の中で習得してもらえるよう、ベストな方法で講座を行う予定ですのでお楽しみに。

心理占星術基礎講座は、いよいよトランスサタニアンに入りますね。

こんな調子で最後まで終わるか心配になってきましたが、でも天体の象徴を考えるのにいくら時間を使っても無駄にはならないですから、このペースにお付き合いください。

ICレコーダーを持参の上、暖かくして来校してくださいね。

では土曜日に!