心理占星術と未完成な日々┃nicosmic life

自分自身が納得できる人生を歩むために、ホロスコープの構造を利用する

それでも未来を生きる

地震怖かったね。

大きな被害がなくてホッとしたけど、やっぱり地震怖い。

毎日、みなさんからブログの感想をいただき、それがさらなる書く原動力となっています。

ありがとうございます。

水瓶座はフィードバックが命。

人からのリアクションに反応しながら、自分の有り様を調整する。

今日も私をうれしくさせてくれるメールをいただきました。

あらためて心理占星術が、いいなぁと思います。

心理占星術を、広めたい!!とまで、たいそうなことはできませんが、星占いのレベルできた人には、もっと面白いんだよと伝えるのに、いまちょっと醍醐味感じてます。

Mさん。

いつもありがとうございます!

そうです。

心理占星術は面白いんです。

様々なセラピーと組み合わせれば可能性も広がるし、「当てる」から離れれば、ちゃんと人が見えてくる。

人があってのホロスコープなのだということが改めて実感でき、象徴も価値を帯びてくる。

コンサルテーションは難しいけれど、人と心を添わせる作業は本当に楽しいものです。

とは言うものの、今、私は己の限界を感じ、トホホな気持ちになっている。

来年の運気を発表しなければならないのだけど、先方から「2014年までの中国の政治の運気を読んでくれ」というムチャぶりな要望があったと伝えられ、すっかり参っているのだ。

象徴を読むことはできても、背後にそれを支える知識や経験がなければ予測などできるわけがない。

ということを完全に理解しトホホになっているのだ。

断りたい…

日蝕のイベントの時、サロスサイクルの話をしたけれど、それを追いかけながら気付いたことがひとつある。

文明の衰退、王の死、内乱、革命や戦争など、年表にしてしまえばひとくくりで片付けられる出来事の前後には、暗黒の時が広がっている。

イングランドの無政府時代ではないけれど、一度壊れた基盤は再起するまで、安定期に入るまでに10年、あるいは20年、もしくはそれ以上の時間を要する。

天王星の発見以降、王制が崩壊し、封建的諸特権が撤廃され、市民が自由を謳歌できる時代へと突入した。

けれど、それは終わりのない「自分探し」の始まりも意味している。

自由を勝ち取った後、人は自由に対する責任と不安を同時に手に入れることになったのだ。

講座でもよくベルリンの壁崩壊後の話をするが、いまだに「東ベルリンの時代に戻りたい」と嘆く人がいるという現状。

真っ先にバナナを購入した東ベルリンの市民たちは、そのバナナと引き換えに何を手にしたのだろう。

アラブの国々の未来は、もはや見えない。

そして自民党をNOを突き付けた日本はどこへ向かっているのか?

でも、それがトランスサタニアンから持ち込まれる時代のエネルギーなのだ。

それが触れた場所は、もう元には戻せない。

それなら、未来を生きるしかない。

この変化に対応するしかない。

だから、太陽の力が必要なのだ。

未来を創造する力。

各々の役割を持ち、自ら輝きを生み、それにより周囲に勇気を与える力。

太陽の力がない者が、過去の時代を懐かしみ、そして今を嘆く。

崩壊したということは、その必要があるということだろう。

それを嘆いても仕方ない。

政治が悪なのではなく、未来に向かえない状態が悪なのだ。

それなら、未来をどう創っていくのか。

誰にそれを託すのか。

サロス136系では、2009年に大きなひとつの流れを終えている。

もう2009年以前に戻ることはない。

ここから再生まで10年かかるとすれば、あと5、6年は不安定な時代が続くと考えてもいい。

私たちはしばらく、新しい時代のうねりにもまれ続けるしかないかもしれない。

そのようにして歴史が変遷を重ねて来たのだとしたら、私たちの時代も例外ではない。

だからさ、2013年の予想なんて、あんまり意味がないって思ってしまうわけ。

天王星冥王星は、まだまだ安定させてはくれないよ。

まだ変えなければいけない何かがあって、でも人は愚かだから、焦って戦争とか始めようとしたりして、それをせせら笑うかのように海王星はもっと人を不安に陥れて…

なんてならないように、もっと先の未来を考えてみたいものだ。

時代の変化に負けないように、太陽の力を使ってね。

【追記】ちなみに未来の話をしてるからって、未来の党の回し者では決してないです。