心理占星術と未完成な日々┃nicosmic life

自分自身が納得できる人生を歩むために、ホロスコープの構造を利用する

最近、生徒さんに言われて印象的だったこと

週末のカイロン講座に参加のみなさま。

お疲れさまでした。

大阪校は、私と同じスケジュール(朝10時~夕方5時半まで)で受講してくれている方もいて、本当にありがたい限りです。

最近、いろいろな講座で月の所属感覚について熱弁している。

ここ1カ月、現場でも孤独感を募らせている人が非常に多く見られ、「月の充足って難しいなあ」とひしひしと感じているのがその理由だ。

「感情がうねっている」と表現してくれた人もいたね。

こういった過敏な心理背景にトランジットの魚座集団が加担しているのがひとつの要因かもしれないが、根本の原因はネイタルチャートの月の不安定さにあると考えられるだろう。

月という受け皿に問題があれば、家族がいようが企業に勤めようが、つながりの感覚を持つのが難しい。

そんな時、ある生徒さんがこんなことを言ってくれた。

「去年、ティルセミナーに参加した時、ティル先生の欲求の話を聞いて、ホロスコープの象徴のまんま生きてみればいいのかもしれないと思ったんですよ」

ホロスコープが示している象徴をそのまま実践してみる。

ティルが「私は獅子座の月を持っているから、みなさんから拍手してもらうのが喜びなんですよ」と言っていたように、もっと素直に自分の象徴を生きてみる。

牡牛座の月なら「あるがままの私を受け入れてほしいと感じている」と、射手座の月なら「私の考えに耳を傾けてほしいんだ」ともっと素直に口にしてみる。

せっかくチャートが読めるなら、もっとホロスコープの象徴を享受してみるといい。

「私は土星と金星がオポジションだから、楽しむことを制限してしまう」というネガティブな象徴としてではなく、「私は対人関係のプロフェッショナル」だというポジティブな方向で。

開き直りって大事だからね。

占星術の学習が進んだら、自分のチャートから問題探しするのは、キリがないからやめたほうがいいかもね。

それより、ぶっ飛ぶくらいハイパーポジティブに読んでみると面白いかも。

太陽サインの悪口は言わないようにって講座で言っているけれど、これからはチャート全体を通して、長所だけを見ていくのも悪くない。

自分のチャートをむちゃくちゃポジティブに読む練習。

笑っちゃくらい、アホみたいにポジティブにね。

ということで、今週どこかの講座でそれを実践してみよう。

水曜日の夜の講座あたりで。