心理占星術と未完成な日々┃nicosmic life

自分自身が納得できる人生を歩むために、ホロスコープの構造を利用する

いよいよアネモネの会east開催! 占星術に求められていること

本日19時から、アネモネの会eastを開催します。

参加者のみなさん、ご自身のホロスコープをご用意ください。

初回に何を話そうか、今日までずっと悩んでいた。

先日、雨の渋谷でアカデメイアの関口先生、星と魂の研究会の吉田結紀さん、中西れいこさんと熱い心理占星術談義をしていた時も、「アネモネの会って何?」という質問を受けたが、はっきりした答えは、まだ見つかっていないような気がしている。

アネモネの会についてのブログの記事がわかりにくいと、何人かの友人から指摘を受けた。

伝えたい思いがあふれて、支離滅裂になっているということだ。

なので、ここで初心に帰ってみようかと思っている。

占星術を学習している人、占星術を仕事にしている人、そういった人のサポートの場としてアネモネの会がある。

さらに、「人を理解するためのツールとしての占星術」という視点が広がり、現場での「クライアントとの関係性」の技術が向上してくれるといい。

まずは、そういう視点からアネモネの会をスタートできたらと思う。

なので今日は、まず占星術に求められていることをみんなで話し合ってみるつもりだ。

まずは私から、占星術を現場で利用することの意義や、「占い師」の魅力や能力、そしてその欠点について話してみたい。

実際、本当にそうなのだ。

カウンセリングの勉強会に参加するたびに、「占いの現場のほうが過酷だな」と感じる。

お客さんの期待、1回で決着をつけなければいけないプレッシャー、そういったことを背負いつつ、お客さんに満足してお金を払わせる。

チンタラ信頼関係を築く暇もない。

そういった過酷な状況だからこそ、「当てる占い」に走るしかなくなるのだ。

解決を迫るお客たちを前にしたら、その期待に応えたくなるのは当たり前だ。

そういう現状の中で、時々、奇跡のような至福の瞬間がある。

心が通い合い、解決への道のりが見え、「これですべてがうまくいく」と感じさせることができるセッションがある。

でも、それは一時的なものだ。

次に来たとき、結局、また同じ問題で悩んでいることに失望することもある。

二度と来ない人たちのほうが多いかもしれない。

とにかく、こういったことの繰り返しなのだ。

だからこそ、1回1回のセッションの質を上げ、双方が満足いくよう技術を磨いていけたらいい。

そういうサポートとして、アネモネの会があったらうれしい。

今日のアネモネの会では、まずクライアントの関係性の作り方として、カウンセリング的にいう「かかわり技法」の話、こころに寄り添う方法としての「月の状態の理解」の話、そしてカラーセラピーのワークと続いていきます。

また時間が許せば、参加者のみなさんと簡単な月のワークもできたらと思っています。

月の理解は、家族、友人、職場でも利用が可能です。

あれこれ、迷いながらのスタートですが、参加者のみなさんとともに、この会を充実させていけたらうれしいです。

では後ほど、北参道でお会いしましょう!