心理占星術と未完成な日々┃nicosmic life

自分自身が納得できる人生を歩むために、ホロスコープの構造を利用する

気がつけば、この2カ月くらい蟹座・木星の話ばかりしている

体操教室お疲れさまでした!

天気にも恵まれ、ゆるゆる&のびのび身体を動かすことができた。

体操の最後は、大の字になって横になり身体の気の流れを整えるんだけど、これがまた気持ちいい。

9月のアネモネの会のプログラム内容もほぼ決まり、ご機嫌に帰ってきたのだが、今日も私、蟹座・木星の話ばかりしていたね。

蟹座の太陽や蟹座の月の人々に囲まれ、ここまでくると、これはもう、かなり確信犯的に蟹座の木星の波に乗る気満々だということがバレそうだ。

6月26日(水)に蟹座・木星入りする話、いろんな講座でしゃべっているから聞き飽きた人もいるかもしれないけけど、さすがに、みなさんも疑うことなく、いよいよ蟹座木星が近づいていることを肌で感じ始めているのではないかしら?

だってさ、双子座・木星デトリメント→蟹座・木星イグザルテーションってさ、このギャップが面白すぎるじゃん。

これは、楽しまなければもったいないよね。

そんなことばかり講座で話しているせいか、蟹座的なものに強く反応してしまう。

例えば、アマゾンから勝手にメールにて送られてくる、「おすすめ商品」の中に見つけたcourrier Japon7月号の「共感する仲間が増える働き方を始めよう」というタイトル。

ちょこっと立ち読みしてみたら、まさに7月に形成される水エレメントのグランドトラインを提唱するようなことが書いてあった。

人を動かす法則として

①パーソナルな関係を作り、共感を深める=蟹座

②個人の利益より、人のためという大きな目的意識を持つ=冥王星

③人を動かすには、まず奉仕から始める=魚座

だってさ。

または、ある番組で若手評論家の中野剛志がナショナリズムについて、「私にとってのナショナリズムとは、強い日本を作ることではなく、慣れ親しんだものに対する愛着を持つことなのです」と言っていた。

この辺も、蟹座的だよね。

ティルは「月」の解釈にマレー博士の「欲求理論」を組み込んだけれど、私はアドラーの「所属感覚」を月の解釈に用いている。

月の象徴の説明の度に口にしている、「すべての問題は、所属に失敗することである。所属に失敗すると人は死を選ぶことさえある。だから、人は勇気を持って、所属するための努力をしなければならない」というアドラーの言葉がそうだ。

所属という言葉は外来語なので、わかりやすく言えば、この社会に居場所を見つけ、この社会になくてはならない存在だと感じること、それが所属ということだ。

人はひとりひとり、独特な所属の仕方をする。

知性によって所属する人。

支配的に所属する人。

技術を使用して所属する人。

優しさや思いやりで所属する人。

中には、人を傷つけることでしか所属できない人もいれば、人を裏切ることで所属する人もいる。

その人が快適に所属できる「居場所」を作ることが、アドラーが考えた人間の幸福、共同体感覚だ。

水瓶座強調で天王星が蟹座であるアドラーの理想とした個人心理学がそこにある。

ヤドカリのように、文字通り、理想の居場所を求め始めた人もいる。

親しい人たちに、優しい言葉を掛けたくなったと言う人もいる。

こころの問題と真剣に向き合うことができた人もいる。

ある人は、アネモネの会って蟹座っぽいねと言ってくれた人もいた。

私の水瓶座の月は、個性豊かな人々が所属できる場所を作ることで、私自身が所属することができると考えているのかもしれない。

みなさんも、蟹座の場所を心地良いものに整え、また自分の月の居場所を勇気を持って見つけてみてはどうだろうか。

もし、あんまり居場所ってないなと思っていたら、是非、アネモネの会に遊びに来てね。

きっと、束の間でも所属感覚を持てるかもしれないよ。