心理占星術と未完成な日々┃nicosmic life

自分自身が納得できる人生を歩むために、ホロスコープの構造を利用する

「名前の決まらない集まり」という会に参加させてもらった

紫微斗数の椎羅先生に「東洋占術のオヤジが集まる会があるから参加してみませんか」とお誘いを受けたので、恐る恐るお邪魔してきた。

なんでも椎羅先生は、私が最近一押ししているコンサルテーションチャート読みに興味を持ってくれたというのだ。

私がネイタルチャートとコンサルテーションチャートを組み合わせて読むやり方を、紫微斗数にも応用できるのではないかと考えたということだ。

場所は、大石眞行先生の事務所「玄学舎」。

梅花心易の鎗田宗准先生、『安倍晴明撰「占事略决」詳解』の著者であり、六壬神課北斗柄先生、そして「占い夜話」など幅広い活躍をされている隈本健一先生など、名立たる先生方が和気あいあいと、そして真剣に占術について語り合っていた。

東洋占術の話につきるのかと思いきや、ホールサインやらモイエティ、アスペクト解釈と、古典占星術の奥深い話しにもなり、私にとっては非常にオイシイ時間を過ごすことができた。

椎羅先生の気遣いもあり、私のコンサルテーションチャートの解釈をお話しする機会にも恵まれ、しかも大石先生には、私の理論を補足するようなアイデアまでいただいた。

卜占としてコンサルテーションチャートを用いることで、ネイタルチャートの「ある次元」をあぶりだすことができるというのが私の考えなのだが、それはトランジットという、皆に共通の天体の運行だけではどうしても捉えきれない「私的なテーマ」を理解するのに役に立つ。

「それは、無意識の可能性を引っ張り出すということだよね」と大石先生は言ってくれたが、まさにそうだ。

無意識の可能性に光を当て、変換し、個人のネイタルチャートに別の解釈を与えていくという作業。

それが私の行っている、ネイタルチャートとコンサルテーションチャートの2次元の解釈ということになる。

まだまだひよっこの私の考えに真剣に耳を貸してくれるなんて、まったく懐の深い先生方だなと感動しつつも、次の講座のため、後ろ髪を引かれる思いで早々に帰ってきた。

お言葉に甘えて、またお邪魔します。

ありがとうございました!

そういえば、隈本先生の奥さまのマルセイユ版・手作りタロットが発売開始となりました!

外国からも問い合わせが来ているという、大変評判の高いタロットだそう。

拝見させていただきましたが、顔の表情ひとつひとつに味わいがあり、これは現場でも使えそうだなと思いました。

裏面のピンク色がまたかわいい。

詳しくはこちらをご覧ください。

mamanmiyukiのタロット販売