心理占星術と未完成な日々┃nicosmic life

自分自身が納得できる人生を歩むために、ホロスコープの構造を利用する

カイロン大阪のみなさま、お疲れさまでした!

2週連続の講座。

本当にお疲れさまでした。

お会いできなかった方もいました(残念!)が、嵐の中、多くの方に足を運んでいただきうれしい限りです。

ありがとうございました。

今日は、2つの講座が最終日を迎えました。

ノエル・ティル応用の最終講座はレクティフィケーション。

占星術の知識や技術を総動員し、個人のホロスコープを完成させていくことを学びました。

10月からスタートするミッドポイント講座では、今日勉強したことをもう少し進化させた講義をやっていく予定です。

なかなか面白い講座ですので、よかったら、引き続きお付き合いください!

そしてティル来日講座では、転職の成功例と能力を持て余している例と2つのチャートを見ていきました。

チャートの天体配置も、チャートが示す方向性も人それぞれですが、抱えている問題を見ると、誰もが似たような葛藤や恐れ、不安を感じているのがわかります。

だからこそ、共感とともに、勇気を持って踏み出せる道をサポートしたいと思う訳ですが、そのためには、クライアントが「自分で選択した」と感じてもらう必要がある。

職業占星術こそ、「あなたの適職は教師です」などと、一方的にこちらが道を示すものではないのです。

是非、職業占星術のテクニックを繰り返し練習をして、自分のものにし、よい鑑定をしてください。

心理占星術応用講座は、心理占星術的トランジット考察をやりました。

講義中お話ししましたが、通常の占星術と心理占星術の大きな違いは、トランジットの読み方です。

通常の占星術は、「今、私は土星が来ているから体調がすぐれない」と、天体が別れや転職、怪我や病気を作り出すような読み方をしますが、私の考える個人心理学をベースにした心理占星術は、そのような読み方はしません。

個人は、土星のトランジットの象徴を使用し、「体調がすぐれない」という人生を生きていると考えます。

他の人は、「実質的な訓練を積み、安定した肩書を手に入れる」という土星の象徴を利用するかもしれません。

ここに個人の選択の違いが出てくるということです。

だから、天体のポジティブな象徴を利用することで、人生をポジティブに向かわせることができるのです。

自分の人生の問題を天体のせいだけにできないところが、心理占星術がイマイチ人気が出ないところかもしれません…

その辺は、また次回の講義でじっくり見ていきたいと思います。

ということで、2週連続お疲れさまでした!

10月末に元気な姿でお目にかかりましょう!

質問、報告、気軽にメールしてくださいね。