心理占星術と未完成な日々┃nicosmic life

自分自身が納得できる人生を歩むために、ホロスコープの構造を利用する

だから他者って必要なんだね。

体操教室の後のランチは、私の楽しみのひとつなのだけど、最近、私の親友が体操教室に参加するようになってから、仕事とプライベートの顔の違いを指摘されることがあり、「へーっ、私ってそんなふうに見られてたんだね」と驚くことが多い。

あまり裏表のない性格だけれど、それでもやはり、公私の顔を使い分けているのかもしれない。

自分の抱いている自分の姿――見られたい自己像と、人が捉えている私の印象は違うものだ。

わかってはいるけれど、実際聞いてみると、新鮮で面白い。

率直な意見は、イラッとすることもあるけど勉強にもなる。

乙女の太陽の季節だね。

Fさんが、私のブログの「アネモネの会を通じて、ひとりひとりの隠れた能力に出会えたことが、私にとって一番の収穫です」と書いた記事を受けて、こんなコメントを寄せてくれた。

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潜在能力を見出して、「こんなことに向いている」と活用してくれるnico先生のような存在が無ければまた、埋もれたまま日の目を見ないで終わってしまう才能も多いのでは無いかと思います。

三者の目から見て「この人はこういうところが素晴らしい」と思う部分も、本人にとっては無意識に、当たり前に持っているものだったりするので、なかなか特別な価値を感じにくいものだと思います。

自分が既に持っているものには目が向かず、自分が持っていないものに憧れを募らせ、あれが出来ないから私はダメなんだ、と自信を無くしている人も多いのではないでしょうか。

既に持っているものに価値を見出して、採り上げて、褒めてもらえる機会というのは、 大人になると案外少ないからなのかも知れません。

もちろん、今出来ていないことに挑んで幅を広げていくことも大事なことですし、成長には欠かせないこととも思いますが、元々持っている能力を最大限生かした強固な基盤があった上で次のステップを計るほうがよりスムーズな気がします。

一人一人の特徴や能力を持ち寄って、お互いの役に立つように、または新しい何かを生み出せるようなコラボレーションが出来れば、これぞ正しい他者価値の利用(8ハウス)なのではないかなと思いました。

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Fさん…

コメントありがとうございます。

鑑定していて、いつも思うことがある

人生を切り開いていく力を持った人に共通している特徴は、変わろうとする勇気と素直さである。

「でも…」「だって…」と否定することなく、心を開く勇気。

こちらの考えに耳を貸し、ちゃんと吸収してくれる素直さ。

そうった特徴を持っている人は、やはりどんな障害を前にしても、うまく乗り越えていくことができる。

いくつであってもそうだ。

誰でも自信をなくしクサる時もあるし、頑なに心を閉ざす時もある。

でも、「ここぞ」という時は、これまでの自分――ぬるま湯に浸かっている自分を諦めなくてはならない時がある。

そういうときに限って、嫌なヤツに意地悪なこと言われたり、みじめな失敗をしたりして、元の殻に戻りたくなるようなことが起こる。

そこを踏ん張って、明るい陽の当たる方に進めるよう手を貸すことができるなら、この仕事をやり続ける価値があるということだ。

私はしつこい性格なので、反発してもしつこく褒めて、良いところを見つけて、見守り続けるつもりです。

なので、私にかかわった皆さん。

これからも、一緒に頑張っていきましょう!

nico