心理占星術と未完成な日々┃nicosmic life

自分自身が納得できる人生を歩むために、ホロスコープの構造を利用する

明日はカイロン東京 いよいよ応用講座は最終回ですね

まずは心理占星術応用講座に参加の皆様。

1年3カ月に渡って心理占星術を学んできましたがいかがでしたでしょうか?

ホロスコープを「読めるようになった」と実感するまでには長い年月を必要としますが、少しでも心理占星術の奥深さに触れていただけたらという思いでやってまいりました。

教え足りないことはたくさんありますが、1年3カ月で伝えてきたことは、細かな技術を学ぶことよりもずっと重要なことばかりです。

天体の発達年齢域による個人の成長のテーマ。

各サインが呼吸するように配置されている様子。

アスペクトの仕組み。

ハウスの囚われた魂と環境に対するチャレンジ。

基礎となるホロスコープの仕組みから離れることなく、ネイタルチャートを読んでいくことの大切さ。

時期読みは、過去から未来へと続く「今」を意識すること。

全体と個人、環境と個人を切り離すことなくチャートを読んでいくこと。

そういったことを学んできました。

私の講義は、上級編まで進んでも、これ以上でもこれ以下でもありません。

どうぞ、基礎講座で学んだことをベースに、今後も地道に学習を続けてください。

いつか、占星術の!!!という面白さに触れることができるはずです。

そして最後の対人関係では、相手と自分のチャートが照応している様子を見ていくことになります。

一番最初の講義で河合氏の「個人の痛みは時代の痛みである」という話をしましたが、対人も同じことが言えると思います。

シュタイナーのマントラ「人間よ、自らを認識せよ。そうすれば、おまえは世界となる。人間よ、世界を認識せよ。そうすれば、世界はおまえ自身となる」ということです。

とにかく明日は、時間の許す限り、たくさんの情報を皆様にお伝えして終わりたいと思います。

最後までどうぞよろしくお願いします。

そして、ミッドポイント講座も明日第3回目で終了です。

あっという間の3カ月でしたね。

やってみて実感しましたが、ミッドポイントかなり面白いですね。

私自身、予想以上の収穫がありました。

明日は時期を考えるミッドポイント読みをやる予定ですが、私の時期読みは、恐らく他の先生たちが教える時期読みと少し勝手が違うかもしれません。

過去の検証や未来の予測ではなく、切り取られた任意の「時」に、人はどのような意味を見出すのかということを考えてみたいと思っています。

当たる当たらないではなく、個人の人生に入り込む実践読みを身につけてもらえたら幸いです。

では、明日お会いしましょう!

nico