心理占星術と未完成な日々┃nicosmic life

自分自身が納得できる人生を歩むために、ホロスコープの構造を利用する

自分を知ることは辛いけど愛おしい

土曜日の復習会、麻里さんのアートセラピーワークショップ、日曜日の大阪カイロン、月曜日の勉強会に参加の皆様お疲れ様でした!

皆さんの積極的な参加姿勢に支えられ、私自身、とても勉強になった数日間でした。

特に復習会では、「私、最近嫌なヤツなんです」に始まり(私もこの1年同じように感じることがありました)、土星の枠組みにとらわれていた話など、天体の象徴を掘り下げるのにふさわしい気づきとなり、私も便乗して、嫉妬に駆り立てられた、こだわりの冥王星体験の話をさせていただきました。

自己開示は勇気のいることですが、そこに光を当て殺菌することで、さっぱりすることもあります。

このように皆さんと一緒に、いつも私も成長させてもらっているのです。

いろいろお話ししてくれてありがとうございました。

その流れで麻里さんのアートセラピーに参加。

今回は、「魚座のワークショップ」。

「新しい季節を迎える前に、心を取り出してみましょう」をテーマにアートを楽しみました。

その時は、皆さんの作品から刺激(たくさんの動物たちの世界、立派な鳳凰像、水色の象、新しいおうちのインテリア等)を受けることが多く、自分自身の「こころ」にあまり意識できなかったのですが、振り返ってみると、「なるほど、私の夢や理想はこれだったのか」というものに出会えた感がじわじわあふれてきました。

アートは口ほどにものを言うというか、自分の描いたもの、作り出したものは、すべて自分の世界のもの。

私は地に足のついていない、ふわふわしたクリスマスツリーとアリスの国のキノコを作りましたが、まさに夢の中にさまよっている印象だと実感しています。

魚座の季節だからこそ、この迷走もOKだと、麻里さんの言っていた「混沌の中には、これから形になろうとしていて、いまだ眠っている新芽がきっとある」からより理解できました。

太陽の季節には、積極的な気づきが多いね。

その後、アネモネプロジェクトの話も盛り上がり、みんなで夢を共有することもでき、幸せなサタデーナイトになりました。

麻里さん、そして刺激を与えてくれた参加者の皆さん、ありがとうございました!

で、もともと地に足のついていない私にとって耳の痛かった医療占星術の話。

頭でわかっていても、いざ身体に落とし込むのは本当に難しいですね。

足の裏とホッカイロ。

アウタープラネットに惑わされず、まずは正しい考え、正しいこころを育て、そして地に足を付けた生き方を目指す。

自分の内に熱を作り出し、エネルギーのスイッチを入れる。

副腎と火星。

月と土星

今回もたくさんの発見があり、たくさんの改善点が見つかりました。

牡羊座の季節をめざし、みんなで足の裏と副腎を意識し、熱を生み出しましょう!

で、昨夜の勉強会はミッドポイント&モダリティの分析。

笑いあり、涙ありの楽しい時間となりました。

この講義は、いつも多くの気づきが得られるので私も大のお気に入り。

ホロスコープから離れ、シンプルに自己を見つめることで、奥深いテーマを見つけられることができるし、動きに流れを作っていく方法論がわかるのです。

ホロスコープだと言い逃れができますが、あれだけシンプルに天体を並べられると受け入れざるを得ない。

だからこそ、単純な動きがイメージできるのです。

今回は、両親との関係性を改めて考えることができましたね。

昨日の講座は、とてもシンボリックなものでした。

ぜひ、これからの自分の人生にいかしてみてください。

ということで、心理占星術

少し前に、ある生徒さんから心理占星術に対する印象を告白されました。

講座の性質上、トラウマや痛みを刺激されることもあるのが心理占星術です。

自己開示の問題から、占星術に真剣に取り組むのが遅れに遅れたとありましたが、その気持ち、とてもよくわかります。

今までも、そういった報告をいくつか受けました。

講座中、私のことが憎たらしく感じたりすることもあったと言われたこともあります。

それも、よくわかります。

時には吐き出す場所を失った心が、悲鳴を上げることもあるのもよくわかります。

人間ですから、自分の中の毒を人に向けてしまうのも当然です。

むしろ、吐き出すことができるだけ健全です。

なので、八つ当たりでも何でもいいので、思ったことは吐き出してみてください。

私も余裕があれば受け止めます。

時々、嫌なやつにもなるかもしれませんが…

私自身もまだまだ途上の段階です。

傷つき、疲弊することもあれば、力がみなぎり、未来に希望が持てることもある。

けれど自己開示を続けていると、辛さの中にふと自分に対する愛情、愛おしさのようなものを得られることもある。

苦し紛れに作ったクリスマスツリーは、そんな私の象徴だった。

私はクリスマススピリットが大好きで、ミサで祈りを捧げたり、みんなに贈り物をするのが好きだ。

そんなことすら、素直に感じられなくなっていたことに驚いた。

心理占星術の学習は、自分を再確認する良い機会ですが、無理に頑張る必要はないです。

自分のタイミング、自分のやり方で、少しずつ自分を客観的に見つめ、自分を知っていけるといいですね。

そしてできれば、行きつ戻りつしながらも、粘り強くお勉強を続けてもらえるとうれしいです。

私もできる限りサポートしていきます。

そして、いつか自分の体験(物理的、心理的な経験)、学んだ技術をどんなかたちでもいいので人に届けてみてください。

皆さんのこれからを応援しています。

nico

【追記】

麻里さんから、クリスマスツリーについてのコメントをいただきました。

nico先生の、迷ってからの~「木」も、素敵でしたね。

あの木は、私には男性そのものに見えました。

具体的に、パートナーの方との何かを思ってらしたのか、あるいは、おっしゃるように、自分の中の男性性を一生懸命つくっているのか…かなあと、思いました。

最後に、ふわふわで埋めつくしていたのは、

でも、そんな自分を癒す自分も必要と、セカンドステップしたのかなあ~と思ってました。

なるほど…

そういう見方もあるのですね。

自分の中の男性性…

よく考えてみると、それは最近の私のテーマだったことを思い出しました。

アートセラピーって面白い!

クリスマスツリー