心理占星術と未完成な日々┃nicosmic life

自分自身が納得できる人生を歩むために、ホロスコープの構造を利用する

in my life

先週、悲しい出来事があり、実家方面に出向いた。

駅前はすっかり様子が変わり、商店街も消えていた。

懐かしいというより、初めての場所に赴いたような、そんな戸惑いを感じた。

それでも、大切な人はそこにいて、手を取り合うことができた。

帰り道、かつてそこあっただろう店や色や音を想像して、またそこで生まれた数々の記憶をよみがえらせて、そして、思った。

大切な思い出はたくさんあるけれど、今、私の人生の中にあるものをより大切にしていこうと。

それから、数日間、ビートルズの「in my life」が頭から離れない。

そうか、そうか、そういう意味かと、改めて歌詞の内容を反復したりしていた。

蟹座から獅子座へ。

水エレメントから火エレメントへの脱皮は、そう容易いものではない。

慣れ親しんだ環境は、どうしたって心地がいい。

記憶というのは、いつだって甘く、優しく包み込んでくれる。

でも、時期が来たら、私たちは動き出さなくてはならない。

だから、この歌詞は、

「In my life, I've loved them all」から、「In my life I love you more」で終わるのだ。

名曲だ。