心理占星術と未完成な日々┃nicosmic life

自分自身が納得できる人生を歩むために、ホロスコープの構造を利用する

今夜のカイロン東京はハウス読み。その前に「諦め」について

自分の決断に自信が持てない。

そういう声を最近よく聞く。

悩むのは悪いことではない、と今さらながら思う。

自分の理想を追い求めるあまり、

周囲の人を思いやるあまり、

みんながハッピーな結論を望むあまり、

人は、悩む。

悩むのは仕方ない。

自分ひとり好き勝手に生きているわけではないのだし。

だけど、そんな状況の中において、「これでよかったのだ」と納得した答えがほしい。

そのためには、やはり「手放すこと」を覚えることが必要だ。

タロットカードの大アルカナには、何と「不毛さ」を教えるカードが多いことか。

手放し、諦め、受け入れ、抵抗し、そしてまた諦め、その中で最後に残るものは何だろう。

裸になった私が、最後に残したいものとは。

獅子座の季節は、自分にとって大切な「火だね」が見つかる季節。

こころの奥にある、私だけの「灯火」を見つけてみてほしい。

ひとしきり悩んだ後に。

ということで、カイロン東京の基礎講座はハウス。

ハウスは、「私」と「環境」の相対的な関係。

生まれ、共同体に所属し、人と交流し、仕事を持つといった、地上での体験領域。

本人が何サインの太陽を持っていようが、ハウスはそのエネルギーを地上に引き下ろし、環境に閉じ込める。

ハウスのことを「とらわれた魂」と表現することもある。

「私」と「環境」は共にある。

つまり、私を取り巻く環境と上手に手を組むことで、私たちはもっと生きやすくなるということだ。

その辺を考えつつ、今日はハウスの特に軸(MC-IC、ASC-DSC)について学びたいと思います。

暑い中大変ですが、どうぞよろしくお願いします。

nico