心理占星術と未完成な日々┃nicosmic life

自分自身が納得できる人生を歩むために、ホロスコープの構造を利用する

ティルセミナー3日目 時期表示を考えつつ、人生を考える

皆さん、3日間お疲れ様でした!

4回目のティルセミナー、刺激を受けました!と報告してくれる方もたくさんいましたが、皆さんどうでしたか?

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天体は何もしない。

ティルの宣伝文句になっているこのセリフ。

今回のセミナーでも、話題になりましたね。

「幼少期にSA冥王星がICを通過した時、お父さんが亡くなったという方が2人ほどいましたが、そういう象徴は正しいですか」という質問に対し、「それは偶然だ」とティルは答え、「1000人そうだと言えばそうかもしれないけど、覚えていてほしいのは、天体が事を起こすことはない、天体は何もしないのです」と言っていましたね。

土星が強調されているチャートを見て、「あなたは骨董品がお好きではないですか?」とか質問する占星術家がいるけれど、私にとって、そのような質問は少しも重要ではない」と、ティルの象徴読みは終始、現実的、実際的だ。

人生に変化を起こす質問、人の心に近づく質問、それ以外の会話は無駄だと切り捨てる。

とてもシンプルで、早いのがティルのコンサルテーションの特徴なのです。

そこに共感できるか、ロマンや夢がないと反感を感じるかで、ティルメソッドに対する考え方も変わる。

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最後は、アフォリズムの話。

何もしないでも幸運がやってくると信じているクライアントに対して、ティルは以下のように言うという。

ニュートンは、林檎の木がある庭に入っていかなければならなかった」

ティルが第1日目に言っていた言葉を思い出す。

「私は本を出すとき、毎日、机に向かって書くぞと決めたのです」

「結局、幸福は日々努力することで手に入れることができると、私は思っています」

そうだよね。

奇跡を起こすのは、天体の運行でははく、もちろん占星家でもなく、ホロスコープの持ち主本人の意思と努力なのだ。

占星家は、その方向性を少しだけ修正したり、刺激を与えたりすることができるだけだ。

そこにしっかり向き合えてこそ、心理占星術に価値をもたらすことができるはずだ。

セミナー後の打ち上げ風景。

皆さん、3日間お疲れ様でした。

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明日はエリザベスと新里さんの復習会、そして、さらにティルのコンサルテーション後半の部が3日間続きます!

私も明日から、通常通り仕事を開始します。

明日は10時から、実践読みがスタートしますね。

アスペクトを使わずに、ストーリーを組み立てながらチャートを読んでいく練習です。

とても面白い講義になると思います。

明日をお楽しみに!

nico