心理占星術と未完成な日々┃nicosmic life

自分自身が納得できる人生を歩むために、ホロスコープの構造を利用する

10月からのカイロン講座① 基礎はやっぱり大事だよ~♪

最近、ブログがお知らせばかりですみません。

今日も講座のご案内です。

占術スクールカイロンの10月から新しい講座が始まります。

まずは、

●東京校 【心理占星術を基礎から学ぼう】全3回

2014年10月18日(土)スタート13:00~17:00 開催日(10/18 11/15 12/20) 講座料1日12960円

ノエル・ティル来日セミナーがありましたが、基礎がしっかりしていた方々は、ティル式をしっかり理解しているようでした。

ミッドポイントや職業占星術等の高度なテクニックも、すべては基礎知識が支えています。

つまり基礎がしっかりしていれば、高度な勉強もしっかりマスターできるということです。

この先、不安を感じることがないよう、じっくりと土台作りをしましょう。

何よりも、nicoの基礎講座は、占星術の面白さを満喫できます。

ぜひ、学びの秋を楽しみましょう。

●10天体の心理的象徴の理解

天体の公転周期、発達年齢域から考える人間の成長のステップ、そして各々の天体の心理的背景を学習していきます。

・太陽エネルギーとは、一体、どういうものなのか

・月の私的感覚、所属感覚を満たすとはどういうことか

発達心理学における水星期、金星期の成長の難しさとは

・金星&火星は、環境を生き抜くための道具

・トランスサタニアンは時代の心理を読み解く鍵

●12サインの分類によるホロスコープの構造の理解

12サインの分類(2区分、3区分、4区分)から見えてくる、マンダラのようなホロスコープの構造を学習します。

・向かい合わせのサインは、心理的な補完関係にある

・2区分から考える自然のサイクルとは

・3区分から考える世界観

・4つのエレメントの洞察から得られる経験のサイクルとは

●12サイン各々の心理的理解

12サインは、それぞれの支配星の心理的背景を背負いつつ物語を構成しています。まずは、私たちの中に12サインすべての象徴が生きていると考えてください。また、教科書に並んだ「語彙」を覚えるのではなく、それぞれのサインの原理を学ぶことでホロスコープはより立体的に感じられるようになるでしょう。

ホロスコープから考えるアスペクトの理解

多くの学習者が難しく感じられるアスペクト心理的に考え、センテンスで表現していけるよう学びます。サイン同士の関係やハーモニクスを用いて、アスペクトを徹底的に理解していきます。またノーアスペクトや逆行天体が、個人の発達にどのような影響をもたらしていくのかも考察します。

●ハウスの分類によるホロスコープの構造の理解

12サインの分類と同じように、ハウスにもある決まった構造があります。ハウスとは、個人を取り巻く環境を示しています。そして、生まれた時間と場所によって導かれる、より個人的なテーマを示すものです。個人的ということは、個人の人生の物語に沿って読む必要があるということです。ハウスを制する者は、ホロスコープを制すると言えるくらい、ハウスの理解が深まれば、個人のこころにしっかり寄り添うチャート読みができるようになるでしょう。

・半球の偏りから、個人の心理的な防衛のパターンを理解する

・3つのグランドクロス(アンギュラーハウス、サクシーデントハウス、ケーデントハウス)から、環境における個人のエネルギーの力学を理解する

・1-5-9ハウス、2-6-10ハウス、3-7-11ハウス、4-8-12ハウスから、環境によって形成された個人の資質を考える

そして大阪校も楽しい講座が3つ。

●心理占星術を使って現場に強くなる! 心理占星術・実践読み講座(心理占星術中級編)全6回

2014年10月26日(日)スタート10:30~12:30  開催日(10/26 11/23 12/28 1/25 2/22 3/29)

心理占星術は、個人の成長に合わせて柔軟にチャート読むことを得意としています。

占星術の豊かな象徴を使い、個人の豊かな人生とその成長を考える。

心理占星術の魅力をぜひ味わってください。

心理占星術初級の続編ですが占星術の基礎知識がある方でしたらどなたでもご参加いただけます。

nicoの講座でも一番人気の心理占星術・実践読み講座。

まずは、大まかな個人の輪郭をつかむ練習をします。

デッサンと同じで、まずは個人の全体像を描き、その後、個人の詳細な特徴で色付けしていきます。

様々なチャートに対し、しっかり寄り添う実践的な読み方をマスターできる講座です。

お楽しみに!

ホロスコープの全体像を理解し、個人の輪郭を捉える

まずは、アスペクトは読まず、半球の偏り、太陽と月の配置、ASCのディスポジター等から、個人の発達の特徴を考えます。基礎的知識が身についていれば、これだけで十分、個人に寄り添ったリーディングができます。

アスペクトの整理をし、個人の成長過程、障害、未来の可能性を考える

nicoの心理占星術では、アスペクトは個人の成長過程と、それによりパターン化された個人の人生に対する印象が描かれていると考えます。つまり、同じアスペクトを持っている人でも、その使い方は人それぞれ異なるのです。天体の組み合わせを考えることで、個人がどのような物語を体験したのか、それにより、個人はどのように体験をパターン化するくせがついてしまったのかを理解します。そして、天体の印象を書き換えることで、個人の人生をよりよい方向に導くことになるのです。

心理的防衛、ハウスのネットワークから成長の葛藤、個人の心理的背景を理解する

心理占星術の醍醐味が学べる講義です。ホロスコープの象徴から、防衛メカニズム(防衛機制:、不快な感情、気持ち、体験の影響を弱めたり、体験そのものを避けたりすることによって、心理的に安定した状態を保つために発生する心理的な作用)を分析します。また、ハウスのネットワークを考えることによって、個人の成長の問題がどのような発達過程から生まれたものなのか、それをどう解決していけばよいのかを考えていきます。

●トランジット図を読みこなし、個人の「今」を理解する

トランジットとは、時代意識です。占星術の重要な視点、マクロコスモス(大宇宙=社会)とミクロコスモス(小宇宙=個人)を考えるには、トランジットを読みこなすことが何よりも大切です。実際、「今」どのようなことが社会で起こっているのか、それは個人にどのような影響を与えるのか。心理学者の河合速雄氏の「個人それぞれの傷は、文化の傷、社会の傷、時代の傷とつながっている」という言葉どおり、トランジットの象徴を理解することで、個人の問題とそれに伴う痛み、未来の可能性を知ることができるのです。ここでは、主に外惑星=トランスサタニアンと土星のトランジットの影響を考えていきます。

●三重円(ソーラーアークプログレス)から、個人の過去、現在を考える

三重円が苦手という声が良く聞かれますが、それはチャート上の情報が一気に増えてしまうからです。ここでは、三重円のどの象徴を中心に読んでいくのか。どこを重要な視点としてピックアップするのかというのを学んでいきます。その上で、個人の成長の方向を考えていきます。

●ネイタルチャートから時期を読む

ネイタルチャートは過去、現在、未来のすべての時間を包括した人生の羅針盤です。見る視点を変えることで、過去を物語ることも、現在を意識することも、未来を発展的にアドバイスすることもできるのです。現場では、瞬発力が命です。ここでは、臨機応変かつ迅速に、個人の「人生」に焦点をあてる工夫を学んでいきます。また天文歴=エフェメリスを利用して、ネイタルチャートから時期も考えます。