心理占星術と未完成な日々┃nicosmic life

自分自身が納得できる人生を歩むために、ホロスコープの構造を利用する

「自分」を乗り越えた先には…

流星が東京の夜空を横切り、オリオン座の真ん中を抜け、宇宙に飲み込まれていった。

絶好のコンディションで観測することができた双子座流星群。

北参道に移ってからは、東京体育館裏が私のお気に入りの天体観測スポット。

寝ころぶと、なんとパノラマで夜空を見渡すことができる最高の場所だ。

昨夜もホームレスに混ざっての観測。

投票率の低い選挙のことも、かなり強気な安倍さんのことも忘れ、流れる星に静かに酔いしれることができた。

しあわせ。

昨夜、私を幸せにしてくれた、もうひとつの出来事は一通のメール。

Nさん、熱烈なメールありがとうございます。

心理占星術だけでなく、どの学びもそうだと思うけど、自分の中に学びに対する恐れや不安、不信、羞恥心などがあるうちは、その先に進むことができないことがある。

特に、心理を学ぶということは、常に自分と向き合う行為なので、自分の中にそういったわだかまりがあると、どうしても学びも苦しい。

表面的に学ぼうとしても、象徴というのは意識的であれ、無意識的であれ、自分の深層を刺激するものだから、自分の中に違和感が残り続ける。

または象徴を正しく学ぼうと思っても、自分にとって都合のいい意味だけ選択してしまうので、その象徴に偏りが生まれたりもしてしまう。

知らず知らずのうちに、心が意味をゆがめてしまったりするのだ。

だからこそ、心理占星術の学びは成長のプロセスそのものとも言える。

心理占星術を学びながら、皆が変わっていく姿を、私はどれだけ見てきただろうか。

もちろん、歩みは一進一退だ。

前にもブログでも書いたと思うけど、時々、私のことが憎らしくて憎らしくてたまらなくなることもあるようだ。

心理学でいう転移のようなものだが、それが成長の一環だと思えば、憎らしくなられるくらいがちょうどいいと思っている。

なので、学びの最中で私のことが大嫌いになっても、頑張って学び続けてみてほしい。

途中、挫折してしまっても、また戻って来てほしい。

変化は必ず起こる。

ブレイクスルーする日が来るはずだ。

Nさんの言葉。

そして、より自分らしさが分かってきたからか、心理占星術が面白くてたまらないのです!

特に実践読みでは、まだまだですがワクワクが止まりません。

メールを読んで私もワクワクが止まらない。

元ボクサーの坂本さんが、「熱を持って接すれば熱を持って返ってくる」とよく言っていたけれど、熱というのは不思議なもので、相互作用のようにお互いを熱くする。

それが火エレメントの力なのだと思う。

だから、自分を乗り越えた先には、新しい世界が開かれている。

蠍座から射手座へ。

皆さんの視野は、どのように開かれていくだろうか。

そして、自分をどのように社会に役立っていくのだろうか。

話、また聞かせてください。