心理占星術と未完成な日々┃nicosmic life

自分自身が納得できる人生を歩むために、ホロスコープの構造を利用する

カイロン東京/実践読み講座開催! 心理と占星術を学ぶということ

明日から、カイロン東京にて心理占星術ホロスコープリーディング講座(全3回)が始まります。

たくさんの方にお申し込みいただいているようで、今からやる気満々。

楽しみですね!

13:00~17:00と長丁場になりますが、きっとあっという間の4時間、実りの多い時間になるはずです。

明日、どうぞよろしくお願いします!

お申し込み、お問い合わせはカイロンのHPにて

心理占星術の醍醐味は、現場でのクライアントとの関係性づくりとチャート分析にあります。

クライアントの人生を通した象徴に対する理解を深めつつ、着地点を探っていく。

数々の例外と向き合いながら、チャート分析を修正していく。

たとえ、お気に入りの象徴(ex.金星・冥王星=恋愛に執着しやすい)を見つけたとしても、分析に矛盾が出るようだったら、勇気を持って、その象徴を切り落とすこともしていかなければならない。

今回の講義は、そのような現場志向的なホロスコープリーディングに触れてもらえるような構成になっているのだが、そもそも心理や占星術を学ぶ理由って何だろうね。

年明け、幼なじみの友人たちと新年会をやったのだけど、そこで心理学や占星術は何かという話になったとき、友達がこんなことを言っていた。

心理学とかを勉強すると、変に人の気持ちとかを考えすぎてしまって、逆に疲れちゃうんじゃないかって気がするんだよね。

そうか。

心理学には、そんな印象があるのか。

でも、本当はその逆だ。

人の気持ちを考えすぎるというのは、心理学の目指すところではない。

まずは、問題を自分の力で解決し、勇気を持って人生に向き合うことができること、いきいきと人生の目的を生きることを目標としている。

私的感覚=月、自己の目的=太陽、自己責任=土星といった、ぶれない個人中心の軸を築くことを目指していく。

自身の軸の周辺に人と人とのアサーティブ(お互いを尊重し合う)な関係性で肉づけし、人生を構成していく。

そのために自己理解、他者理解を学ぶことが心理学の魅力となるだろう。

では、占星術を学ぶことの魅力は何だろうね。

皆それぞれの興味を持って占星術を学んでいるのだろうけど、私にとっての占星術の魅力は、上の視点、俯瞰的視点を持てることにあるだろうか。

先日のオイリュトミーでシュタイナーの「諦念」の話になったが、個人を超えた宇宙の摂理を理解するというのは、謙虚さという意味で、私にとっては重要だ。

心理学で個人を中心とした軸を作りつつ、占星術でもうひとつ大きな存在を知る。

このふたつの組み合わせによって、私は勇気と謙虚さを学ぶことができている。

まだまだ途上の段階だけどね。

明日の心理占星術ホロスコープリーディング、楽しみだね。