心理占星術と未完成な日々┃nicosmic life

自分自身が納得できる人生を歩むために、ホロスコープの構造を利用する

セラピーはカスタマイズをすべし いろいろ試してみるしかない

カイロン東京、大阪講座に参加の皆さん、長丁場の講義、お疲れ様でした!

東京講座の生徒さんが、「nico先生の講義は、頭疲れるからチョコレートが必要だよ」と言っているのを小耳に挟み、我ながら苦笑してしまいましたが、それでも皆さん、最後までシャキッとお付き合いいただきました。

ありがとうございます!

また、いろいろ質問してください。

東京も大阪も実践読みが中心でした。

実践読みになると、挫折者が一気に増える、昨日、そんな話も話題になりました。

私が学んでいた時も、基礎クラスで20名いたところ、実践読みの終わりには3名になっていたし。

ホロスコープを読むって本当に難しい。

いつまでたっても、読めたという実感が持てない。

獅子座がどうした、土星がどうしたとかって象徴を学ぶのは面白いけど、実践となると、急に頭がぐるぐるになる。

でも、昨日の講義の後、とてもうれしいコメントをもらった。

今まではチャートの情報を漠然と読むばかりだったけど、今回の実践読み講座で、どこに着地させればいいのか、そのヒントをもらえたような気がする。

そうそう。

そんなイメージでいてくれたらいいです。

ホロスコープを利用して、何がしたいのか。

そこを見失わないように、チャートを読んでいければいいです。

でも、どれだけチャートが上手に読めるようになっても、それを利用すれば、自分の、人の人生を劇的に変えることができるようになるわけではない。

むしろ、読めるようになればなるほど、うまく導けない、変化を起こせないジレンマに陥ることもある。

自分も含め、人はそうそう変わることはない。

時間がかかるのか、タイミングなのか、本人の意思なのか、そもそも変わりたくないのか、とにかくセラピーは、そうそう、うまく機能しない。

だから、もし「あなたの人生を今すぐハッピーに!」みたいに謳っているメソッドなり、ツールなどがあったとしたら、それは

やはり誇大広告だと思う。 

強力な薬は、副作用も大きい。

無理をすれば、リバウンドもある。

その人にとって素晴らしいものでも、他の人に素晴らしいものであるとは限らない。

世の中に、これだけセラピーがあふれているのはそのためだ。

完璧なセラピーなど存在しないということ。

月=こころ=胃袋は、私的感覚なのだ。

だから、その人の腹具合に沿うようカスタマイズして、試し続けるしかない。

昨日、今日は、そんな話を講義の中でたくさんしました。

どうぞ、自分が一番しっくりくる方法、たくさん探ってみてください。

職業占星術では、仕事に行き詰った時の「変わるためのメソッド」のワークを取り入れました。

ピンチをチャンスに変える、そんなワークですね。

次回、職業占星術は、エキスパートになるため、実践力を育てる方法を発達心理学を取り入れながら学んでみたいと思います。

その他、実践読み講座もお楽しみに!