心理占星術と未完成な日々┃nicosmic life

自分自身が納得できる人生を歩むために、ホロスコープの構造を利用する

明日から基礎講は その前に…目撃者としての占星術=天王星

安保法案が衆院通過した。

7月16日は、歴史的な日であると各機関が報道している。

安倍さんが「国民はいずれ忘れる」と言ったとか、民主党時代の方が強行採決が多かったとか、ネット上の情報は信頼できるソースが少ないので、実際、何とも言えない。

それに、私の集団的自衛権に対する大まかま考えは、2014年7月ののブログで述べたので、詳しくは書かない。

集団自衛権行使とシークレットブーツ

しかし今日がどのような日であろうと、私たち占星術を学ぶものは、大統領や総理大臣のチャートは、どういった志の上に成り立っているのか、または、今日という日がどのような意味づけになっているのか、様々な情報を天体配置のチャートから判断することができる。

だから、マスコミのように、むやみやたらに一個人や政策を批判したりはしないし、また現象の背後に流れる、全体の意味を理解しようと努めることができる。

そういったことからも、私は占星術と出会って本当によかったと思っている。

個人的には、塩田温氏のコメントが気に入っている。

私は集団的自衛権の行使を限定的に容認したことで、安倍総理は一つの仕事をしたと思う。批判はあっていい。でも、一つの仕事を成し遂げた。政治家として立派だ。私はかつて、保守の中で最も激しい安倍批判を展開した人間だが(拙著『政治とはなにか』)、見直した。政治家は極めて困難な仕事だ。理想を持たない政治家はダメだが、理想に溺れる政治家であってもならない。高邁な理想を実現するために、卑近な現実を変更するための努力を重ねなければならない。理想と現実との間のバランス感覚が求められる。

「理想を持たない政治家はダメだが~」からのくだりは、職業占星術における”大統領”に見られるひとつの特徴をとらえていると思われる。

6,8、12ハウスの大きな理想に対する忠誠心とともに示される、土星的な現実感覚の必要性。

”私”を抑え、”全体”に向かう意識。

これが、国を背負うリーダーの職業占星術の特徴である。

このようにして、占星術を学ぶことで、感情や私情から離れ、物事を客観的に判断することができる。

その出来事には、一体、どのような意味があるのだろう。

これは、天王星にとってお気に入りの質問である。

時代の目撃者としての眼。

今の影響ではなく、後世にとっての影響を考える知性。

さて、2015年7月16日のチャートにはどのような意味があるのだろう。

皆さんの目には、どのようにこのチャートが移ったのだろうか。

強行採決のテーマを強く受け取っただろうか。

それとも時代に必要なシステム改革と受け取っただろうか。

人は見たいものを、より強調させて見るものだ。

自分の見えたものは何だったか。

それを心に問うのも面白いと思う。

ということで、明日の13時から心理占星術の基礎講座をやります。

このタイミングでのお勉強は、何か重要な気がしますね。

しっかり学んでいきましょう。

★心理占星術基礎講座 金曜クラス

■7月17日(金)スタート!

■日時:毎週金曜日 13時~15時 全9回

■講座料 63,000円(テキスト代が別途2,000円かかります)※お支払方法はご相談ください

■場所 北参道 心理占星術研究所

※ICレコーダーでの録音OK!

※欠席の場合、ビデオでの補講もできます。

お問い合わせはこちらから!

まだ、空きあります。

よかったら、一緒に心理占星術を学びましょう。