心理占星術と未完成な日々┃nicosmic life

自分自身が納得できる人生を歩むために、ホロスコープの構造を利用する

25日(土)26日(日)は東京カイロン ホロスコープ実践読み講座

昨日、オイリュトミーの帰り道、麻美ちゃんから「心理占星術やって、オイリュトミーやって、今が一番幸せかもしれない」と聞いて、私も心から幸せな気持ちになった。

ほんとにそうね。

私の作った「太陽系」のテキストをみんなで踊る。

言葉が躍動し、いきいきと息を吹き返す。

その様子を体で感じることの幸せを、私もかみしめている。

とってもうれしい。

いつか、ニコプラのみんなにも踊ってもらいたいなあ。

そんな幸せな気持ちの中、心理占星術・現場のためのホロスコープ実践読み講座を開催することになりました。

今週は東京、そして8月は福岡、9月は札幌です。

今回は、心理占星術の一番の魅力、「ホロスコープと個人の人生をどう結び付けていくか」を学んでいきます。

個人から離れないよう、けれど、個人に振り回されないよう、ひとつの構造として、または書き換え可能な象徴システムとして、ホロスコープを考えること。

ふふふっ。

書いているだけで、楽しくなってくる。

それくらい、実践読みは楽しいです。

ホロスコープを読み進めていく様子は、まるでパズルのです。

皆さん、楽しみにいらしてください。

まずは今週末、東京での開催になります。

会場は私も初めて、飯田橋のネイチャーワールドになります。

2日間集中 心理占星術 現場のためのホロスコープ実践読み講座(全2回)

■日時:7月25日(土)7月26日13:00~17:00 

■会場:飯田橋ネイチャーワールド

■講座料:全2回25920円 

実践読み講座では、ホロスコープを個人の人生体験や問題に沿うようリーディングをすることを目標としていきます。

心理占星術の実践読みは、自分の、または人のこころの成長を理解し、最良の私=well-beingの方向性を進む過程をサポートすることを目標にしていきます。様々なホロスコープを解釈しながら、現場での鑑定技術を学んでいきましょう。

1日目

ホロスコープの全体像を理解し、個人の輪郭を捉える

まずは、アスペクトは読まず、半球の偏り、太陽と月の配置、ASCのディスポジター等から、個人の発達の特徴を考えます。基礎的知識が身についていれば、これだけで十分、個人に寄り添ったリーディングができます。

アスペクトの整理をし、個人の成長過程、問題点、未来の可能性を考える

nicoの心理占星術では、アスペクトは個人の成長過程と、それによりパターン化された個人の人生に対する印象が描かれていると考えます。つまり、同じアスペクトを持っている人でも、その使い方は人それぞれ異なるのです。個人がどのような物語を体験したのか、それにより、個人はどのように体験をパターン化するくせがついてしまったのかを理解します。そして、天体の印象を書き換えることで、個人の人生をよりよい方向に導きます。

2日目

★ハウスのネットワークから成長の葛藤、個人の心理的背景を理解する

心理占星術の醍醐味が学べる講義です。ホロスコープの象徴から、防衛メカニズム(防衛機制:不快な感情、気持ち、体験の影響を弱めたり、体験そのものを避けたりすることによって、心理的に安定した状態を保つために発生する心理的な作用)を分析します。ハウスのネットワークを考えることによって、個人の成長の問題がどのような発達過程から生まれたものなのか、それをどう解決していけばよいのかを考えていきます。

★トランジット図を利用し、個人の「今」を理解する

トランジットとは、時代意識です。占星術の重要な視点、マクロコスモス(大宇宙=社会)とミクロコスモス(小宇宙=個人)を考えるには、トランジットを読みこなすことが何よりも大切です。実際、「今」どのようなことが社会で起こっているのか、それは個人にどのような影響を与えるのか。心理学者の河合速雄氏の「個人それぞれの傷は、文化の傷、社会の傷、時代の傷とつながっている」という言葉どおり、トランジットの象徴を理解することで、個人の問題とそれに伴う痛み、未来の可能性を知ることができるのです。ここでは、主に外惑星=トランスサタニアンと土星のトランジットの影響を考えていきます。