心理占星術と未完成な日々┃nicosmic life

自分自身が納得できる人生を歩むために、ホロスコープの構造を利用する

いつだって物事は、ベストなタイミングで起こっている

と、思わされることが多かった、この一週間。

皆さん、お元気ですか?

暑さにやられていないかしら。

ここしばらく、鑑定が立て込んでいて、連絡が少し滞っています。

順次、連絡いたします。

ご迷惑をお掛けして申し訳ございません。

しかし、皆さん、ちゃんと運営していないHPをよくぞ見つけてくれて、そちらから連絡をいただいて、まったく有難いことです。

ありがとうございます。

今日から、獅子座の季節。

1年を通して、太陽の力が一番強くなる時だからこそ、むしろ、意識的に陰陽のバランスを取る必要があるかもしれないね。

例えば、、鎮静する作用を同時に働かせるとかね。

太陽の熱に煽られないように、内側に注力するもの大事ですね。

シュタイナーの夏の第2週目のこよみの言葉は、

霊の贈り物を

内部に生かすために

予感が私にきびしく命じる――

神のゆたかな賜物が

霊の奥底で 自分である という果実になって

実を結ぶようにせよ

とある。

月ー太陽ー土星は、常に”私”を確かめることであり、そして太陽は、”自分である”という強い認識であるわけで、この詩も大いに納得だ。

季節を生きるということは、自然の摂理の働きを感じることであると同時に、文化の高尚な営みを理解することでもある。

意識的なスケジューリングがあって、季節が整われていくのだ。

時というのは、ある秩序とともに、意識的な配慮も同時に動いているのだ。

鑑定をしていて、いつも思う。

ある物事にとっての、ベストなタイミングというのがあって、遅すぎるわけでも、早すぎるわけでもなく、「今日、この日が鑑定にふさわしいタイミングである」という絶妙な時の感覚があり、それは意識的だろうが、無意識的だろうが、そうだったりする。

結局、どのような天体配置が来ていようが、すべてのタイミングは、”今”なのだと思う。

「思い立ったが吉日」とあるように。

占術には、「よい日どり」を見るものがあるが、そういったものを私はあまり信用していない。

むしろ、「霊の贈り物を 内部に生かすために 予感が私にきびしく命じる―」ものを受け取れる、秩序と意識的配慮を感じ取ることのほうが重要だと思う。

そして、多くの人が、自分と、自分の置かれている現実に真摯に向き合ったとき、それらをきちんと感じ取ることになる。

占星術でいうと、時は土星の象徴だが、だからつまり、骨や皮などを通して、私に相応しい時の響きなり、リズムなりを感じとることができるということだ。

コンサルテーションチャートは、その働きを如実にみることができて感動する。

人の感性に、私はいつだって感動する。

それが鑑定の面白さだ。