心理占星術と未完成な日々┃nicosmic life

自分自身が納得できる人生を歩むために、ホロスコープの構造を利用する

カイロン大阪 クライアントの幸せを一番の目標にするのではなく…

カイロン大阪講座に参加の皆さま、お疲れ様でした!

朝から参加の方々、本当にお疲れ様です。

懐かしい顔、新しい顔、たくさんの方に参加していただき、本当に本当にうれしいです。

福岡校に参加してくれた方!

まさかの再会にびっくり!

うれしいですね~

Sさん、またご一緒できるのですね。

いつも、素敵なコメントありがとうございます。

「教える」ということに対するモチベーション、いつもいただいています。

基礎講座は、何度教えても発見が多い。

天体の象徴を伝えながら、「そうか。そういう発想があったか」と、ひとりごちたりしている。

前に基礎講座を2回受けてくれた生徒さんに、「前と言っていることが違う」と言われたが、そうなのだ。

今の時代を意識つつ、天体の象徴を考えると、天体が違って見えることがある。

それが”生きた天体”の面白さだ。

毎回、その面白さを味わってもらえたらと思っている。

基礎講座の導入部分は、河合隼雄氏の言葉を引用した。

以前に体験して知っている”幸福”へ引き返したいという願いには同調できない。

クライアントの願う幸福を一番の目標にするのではなく、いかに苦しくとも、自分の人生に対して正面から取り組むことを願う。

なぜ、私はこの意表をつくような言葉を引用したのだろう。

クライアントの幸福を一番位願う。

普通は、そこが目標になるはずなのに?

クライアントの中には、成長を恐れている人がいる。

幸せになりたいと望みながら、現実と向き合うことができない人が多い。

「幸せ」というのは、非常に難しい概念だ。

時に幸せでなくとも、人生に戦いを挑まなくてはならないことがある。

振り返ったとき、「幸せじゃない」と感じていた日々が、実は人生の重要な転機だったということもある。

幸せだと思い込むことで、変化することを阻むという防衛の仕方もある。

人というのは、複雑である。

そう簡単に今の自分を手放すことはない。

それでも、人は幸せを望む。

心理占星術は、「幸せ」という抽象的なテーマを目標にすることはない。

ビビって怯むこともあるし、人の手を借りることもあるかもしれないけど、河合氏が言っているように”自分の人生に対して正面から取り組む”ことができたら、やっぱり、なんかいいような気がするね。

次回の基礎講座は、ユングのタイプ論=エレメントの理解を深めていこうと思います。

実は、まだどこでも話したことのない内容で、次回の大阪講座が本邦初公開!

新しい発見の多い講義になるはずなので、どうぞお楽しみに!

職業占星術は、次回は「社会構成主義におけるキャリアプランニング」というのをやってみます。

こちらも本邦初公開!

ミッドポイントの概念もお勉強しましょう!

では、来月の再会を楽しみにしています。