心理占星術と未完成な日々┃nicosmic life

自分自身が納得できる人生を歩むために、ホロスコープの構造を利用する

「アドラー早期回想」は、感慨深い発見がたくさんあったね

ようやく一段落ついたので、のんびりブログ。

この辺は自然が多く、季節の移ろいとともに目に移る風景や色彩が大きく変わる。

落ち葉舞う、美しい季節。

皆さん、お元気ですか?

遅くなりましたが、日曜日はカイロン福岡の生徒Mさんが勉強会に参加してくれました。

東京で占星術&オイリュトミー、実現しましたね~

こんなに早く実現できたのは、Mさんの行動力のたまもの!

ありがとうございました!

付き合ってくれたIさんも、オイリュトミーに関する素敵なコメントありがとうございました。

あいにくの雨でしたが、たくさん学んで、たくさん話して、たくさん動いて…とっても楽しい時間でしたね。

今度は、博多でお会いできるかしら?

また逢う日まで、お元気で。

毎日、講座&勉強会が大充実。

心理占星術の考え方がみんなの中に着実に浸透してきたのか、象徴の発想の仕方がありきたりではなく、それぞれのホロスコープに合った読み方をしてくれるようになったので教えていてもとても楽しい。

この角度から読むと、一体どんな世界が広がるだろうかと、視点を変えて見てみたりもして。

占星術の面白さは尽きない。

今日の勉強会は、久しぶりにアドラーの早期回想をやった。

本当は別のテーマを用意していたのだけど、そもそも、なんでこの流れになったんだけ?

このブログにも度々登場している「アドラーの早期回想」。

フロイトは「忘れている記憶に意味がある」と考えたが、アドラーは「覚えている記憶にこそ意味がある」と考えた。

なぜなら、記憶とは、”今の私”を明確にするための、私語りの道具だからだ。

つまり、覚えていること=”今の私”にふさわしい物語ということだ。

先日の鑑定でも、この早期回想を用いて、小さいながらも手ごたえを感じることがあった。

今日の勉強会でも話題に上がったが、現場では、鑑定をする側がホロスコープに表示された情報を提供するという姿勢、もしくは、傾聴という話を聞くということに徹するという一方通行の会話になりやすい。

双方向の会話であったとしても、相手から”これまで話したことのない話(ナラティブセラピーの重要な要素)”を引き出すのは難しい。

そういった難しさを、アドラーの早期回想はとてもスムーズに解消してくれる。

クライアントしか知り得ない物語こそ、クライアントの”今”を”これから”に発展させる重要な手掛かりになるということだ。

参加者のみなさんの早期回想、素晴らしい発展的なイメージ作りができましたね。

11H火星、水星逆行、グランドとラインと、ホロスコープのどこに早期回想を重ねるかはそれぞれですが、エピソードとの結びつきは説得力がありました。

シェア、ありがとうございます。

次回の勉強会までに、今日の会話を土台に未来を築けるといいですね。

宿題もやってきてね。

今日のにゃん。

寒くなるとまるくなる。

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