心理占星術と未完成な日々┃nicosmic life

自分自身が納得できる人生を歩むために、ホロスコープの構造を利用する

職業占星術というより、生き方を教えてくれるもの…

職業占星術集中講座お疲れ様でした!

びっくりするくらいあっという間の、そして夢のように楽しい2日間でしたね。

今回は、まさかのオイリュトミーワーク!も一緒に参加してくれたりと、ともに過ごす時間も長く、いろいろ話をすることができました。

そのおかげで、とても充実した講義ができたこと心から感謝します。

ありがとうございました。

今回は、講義内容も盛りだくさん。

第1日目は、心理占星術の現場のためのトランジット読みの練習から始まり、ミッドポイントの技術、ミッドポイント表を使ったエネルギーの流れの作り方、可能性の発掘等を学び、そして時代の変遷における職業意識、チャートから幸せな働き方の作り方を考えました。

第2日目は、ティルの職業占星術のテクニックを学びつつ、さらにそれを進化させた、”未来を創るチャート読み”というのをやってみました。

いつも言っていますが、職業占星術の技術自体は少しも難しくないです。

でも、職業を考えるのは非常に難しいです。

なぜなら、職業というのはMCが作っているのではなく、ICから続く“私”の歴史が職業を作っているのです。

だから、とってつけたみたいな適職占星術はつまらないし、あまり意味をなさないのかもしれません。

職業占星術の醍醐味は、本来、その人の生きてきた軌跡を追いかけながら、そこから続く未来を考えることにある。

その過程で得た、失敗、成功の体験のすべてが未来に生かされるのが理想。

そんなふうに考えながら、いつも職業占星術を教えています。

参加者のMさんが職業占星術の流れに感動しつつ、「これは職業占星術とくくってしまうのはもったいない!これは生き方を教えてくれるものですね」とおっしゃってくれたのは、だから、私にとってとてもうれしい感想なのです。

今回はそういった理由もあり、私のIC、私の人生を支えてきたエッセンスを皆さんに語ったり、お見せしたりするシーンもあった。

それがこちら。

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18歳くらいから集めたビデオをスタジオでDVDにして、ラベルを貼って、ファイリングする。

このファイルが、実家にあと3冊ある。

自分のことを”シネフィル”と呼び、朝から晩まで映画の話をした若かりし頃。

この情熱が、今の私の原点にある。

さて、この情熱は、今の私の職業のどのパートを示しているのだろうか。

そこを考えることで、未来のヒントも見えてくるかもしれません。

半年後、医療占星術の集中講座でお会いしましょうと、みんなで約束をし、無事、集中講座を終えました。

さて。

太陽は射手座の季節。

最後の火のエレメントを通過していく。

失敗もあった。

成功もあった。

喜びも悲しみもあった。

蠍座で散々葛藤した上での”私にとって大切なもの”を携えて、射手座が今年一番のチャレンジを完成させる。

射手座で太陽と土星がコンジャンクトする機会は3回。

2015年11月30日

2016年12月10日

2017年12月22日

最初のアタックで、たくさん失敗しながらビジョンを育て、真ん中のアタックでそのビジョンを調整し、最後のアタックでビジョンを明確にする。

土星が完成形を迎えるのは、山羊座に入ってから。

射手座・土星はただの通過点と心得、たくさん失敗をしておく。

なので、土星コンジャンクション、ちょっとだけ意識してみよう。

では、また講座でお会いしましょう!