心理占星術と未完成な日々┃nicosmic life

自分自身が納得できる人生を歩むために、ホロスコープの構造を利用する

西洋占星術と心理占星術の違いの話

冬至が過ぎ、満月が過ぎ、所属のテーマや、結果や成果のテーマで心が痛んだり、自己嫌悪に陥ったり、いろいろしながら、それでもやはり春の到来を心待ちに、長い冬を超えていこうと思ったりして。

そんな声をたくさん聴かせてもらっています。

活動サインの太陽の季節は、それぞれに新しい季節を生き抜くための準備を目的とするテーマを持っている。

特に冬は、生き抜くための用意周到な準備が必要となる。

活動力が最小限ですむよう合理的なシステムを作り、無駄を極力省く。

私が私として生きていくための、無駄のない合理的なシステムとは、どのようなものだろう。

そんなことを考えるのに適した時期だ。

久しぶりに基礎講座を募集したので、いろいろ質問をいただいています。

ありがとうございます。

一番多い質問が、今日のテーマ「西洋占星術と心理占星術の違いは何ですか」というものですが、いろいろな先生がいろいろな考えをもってやっていると思うので、私の考える違いというのを簡単に説明しようと思います。

といっても、そう大きな違いがあるわけではないですが、心理占星術は心理カウンセリングをベースにもしているので、基本的にホロスコープの持ち主の等身大の像を丁寧に描くことが何よりも重要となるということです。

なので、私の天体やサインの象徴の考え方は、神話といった形而上の世界のものではなく、天文や時事的事象に基づいています。

そこから得られた象意をもとに、個人の手に届く実現可能で最良(well-being)の人生を生きるお手伝いをするというのが心理占星術のひとつの目標となっています。

”生きた象徴”というのは、私にとってとても重要だ。

いくら教科書に書いてあることが正しいと思われても、目に前にいる人に通用する象徴を選び取ることができなければ、現場では意味をなさない。

だから、心理占星術は現場での対話がとても重要となる。

どのような言語が個人の世界を作っているのか、それをホロスコープの象徴とともに再構築するのが私のやっている心理占星術&ナラティブである。

そういったことを行うために、基礎の学びがある。

基礎でホロスコープの構造や各象徴を理論として学び、現場に備えるための知識を蓄えていく。

「理論とは、実践の大海に乗り出す際に舵取りをする羅針盤となる」というナラティブセラピストのS・マディガンの言葉通りである。

基礎講座では、そんなこんなを話してみたいと思っています。

講座中は、疑問、質問、好奇心や憤り、そんなこともどんどんシェアしていきましょう。

その他、疑問、質問がありましたらこちらからどうぞ

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あと、そうそう。

基礎講座のあとは、中級(実践読み)クラス、上級(プロ養成クラス)と続きます。

実践読みは、ホロスコープ読み、時期読み、対人関係を学び、プロ養成講座は、古典占星術(コンサルテーションチャート、ホラリー)、ミッドポイント、職業占星術と続きます。

面白い講座が続々です。

どうぞお楽しみに!

nico