心理占星術と未完成な日々┃nicosmic life

自分自身が納得できる人生を歩むために、ホロスコープの構造を利用する

風エレメントが完成させるグランドクロス 双子座新月を前に

ここ2,3日、滞っていた企画がか急に動き始めたことにより、やり取りが一気に進んだり、メールをあちこちに送ったり、あちこちから届いたり、ニコプラネットの原稿、思いの丈の込められた胸キュンのメールも届き、それらの処理に楽しく追われている。

メールの処理をチキチキやっていると、さらに面白いアイデアが浮かび、いろいろな人にイベントへの声掛けをしたりして、ちっとも処理が進まない。

あちこち思考が飛び、そこここで面白いことを思いつく。

この瞬間が楽しい。

※素晴らしい原稿ありがとうございます。明日、移動の時間がたくさんあるので、そこでチェックさせてください。

考える。

伝える。

語る。

スケジューリングする。

判断する。

ようやく、水星が機能し始めた感じがする。

ほらね、Iちゃん。

双子座の新月が近づけば、物事がどんどん動き始めるって言ったよね。

ぐずぐずした感じは、むしろ双子座=水星=風エレメントの欠落から起こるものなんだって

ここ数か月、講座や勉強会の度に、「6月のグランドクロスに対する不安」についての声を何度も聞いた。

「私の月/太陽/軸の上で起こるんです。何が私の身に起こるのでしょうか」

星の配置が不安材料になるとしたら、占星術学ぶ意味ないじゃん!と思いつつ、風エレメントの完成させるグランドクロスのイメージについて、いろいろな言葉で表現してきた。

双子座=水星は、射手座・木星魚座海王星と違い、裏付けのある事実を重要な価値とする。

事実の明確化、リソースのしっかりした情報の取り扱い、到達可能なスケジューリング…

この時期、舛添さんが追及されるのは、だから当然のことなのだ。

風エレメントは、滞っていた物事を揺り動かす力を持つ。

停滞した世界に新鮮な風を行き渡らせる。

または講座中、友人のこんなエピソードも話したね。

私の双子座が強調されている友人は、ニュースでベルリンの壁の崩壊を見て、「この目でちゃんと確かめなければ」と思い立ち旅に出た。

百聞は一見に如かず。

事実を重んじる風エレメントは、伝聞や空想だけでは嫌なのだ。

自分の目で確かめ、自分の頭で考えたい。

移動し、風を感じ、自分の足で出向いていく。

だから、柔軟のグランドクロスは、そういった力を読み覚ますということだ。

うやむやにしていた関係を明らかにしたくなる人もいるだろう。

中途半端な状態にストレスを感じ始めるかもしれない。

なぜ?どうして?という疑問がわき、自分の考えが正しいかどうか追及したくなることもある。

わかっていたのだけれど、見て見ぬふりしていたことを正す力にもなる。

何はともあれ、グランドクロスは不吉なものなのではなく、火・地・風・水、4つの世界の完成形だ。

4つをもってひとつの世界が生まれ、ようやく柔軟サインの力が発揮される。

柔軟サイン――より良い世界のための工夫――の感性のためには、クールな知性がどうしても必要なのだ。

だから、知りたいことを学ぼう。

見たいものを見に行こう。

風に乗って出かけよう。

分析(乙女座)やビジョン(射手座)、理想(魚座)を持つのはそのあとだ。

タロット講座に参加の皆様、楽しく学んでくれてありがとうございます。

明日は札幌です。

たくさんの方の参加ありがとうございます。

明日の講義は、こんな話から始めます。

どんな感想を持ってくれてもいいのです。

自分の目で見て確かめて、考える機会にしてください。

明日、みなさんに会えるのをの楽しみにしています。

nico