心理占星術と未完成な日々┃nicosmic life

自分自身が納得できる人生を歩むために、ホロスコープの構造を利用する

善いことを善いと言わず、悪いことを悪いとも言わず…

その前に、今週末7月30日(土)31日(日)に開講する心理占星術基礎講座のお知らせ。

お申込者が増えたので、長テーブルをレンタルして席増設することにしました。

にゃんもすっかりなじんでいます。

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早く気づけばよかった席増設。

これなら、あと1名くらいは大丈夫かもです。

■日程:7月30日(土)13時~20時(プチディナーの用意アリ)

        31日(日)10時~17時(途中1時間のランチタイム)

■場所:北参道・心理占星術研究所

■講座料:55,000円(テキスト代含む)

お問い合わせ お申し込みはこちらから!

長丁場なのでかなりタフな学びになると思いますが、広大な宇宙と個人の可能性、このふたつを結びつける作業は、いつだって不思議な喜びがあります。

充実した2日間を送りましょう。

しかし…

毎日、毎日、嫌な事件が続くね。

ニュースを見るたびに驚き、息を飲む。

調子が良くないと報告してくれる人も多いが、それはそうだろう、日々これだけのことが社会に起こるのだ、個人に負担がかからないわけない。

そして、大きな事件が起こるたびに正義の話が巷にあふれる。

だからだろうか。

何が正しいか誰が悪いのか、その境界線がどんどん曖昧になっていくように感じることがある。

ISILの大量虐殺や文化浄化と相模原の事件は、同じ延長線上にあるように思える。

対立候補のこき下ろしも、ワイドショーの悪者探しも、全部同じ線上のものに見える。

強い主張を持たず、声高らかに歌うこともせず、善いことを善いと言わず、悪いことを悪いとも言わず、ただ静かに眺めるだけの立場でいたい。

そんなふうに思うこともある。

タロットカード9番目のカードは「隠者」、その裏カードは11番目の「正義」。

9=射手座は、自らの理想を純化させ、結晶化させるために、実は外界からその身を守るという意味がある。

小アルカナ「9」の絵柄を見ると明らかだが、4枚のカードはそれぞれの世界に逃げ込んでいるよう描かれているだろう。

裏カードの「正義」は、だから、そういう意味で、自分の理想の世界に見合わないものを切り捨てるという背景を作ることになる。

火星が射手座に入る前に、もう少しだけきちんと、蠍座のテーマとして、たとえ自分の世界と見合わないものであってとしても他者を理解する努力をしてみようと思う。

知る前から否定するのではなく、自分のものも含めて、欲求や不安、喜びの体験、悲しみの記憶などを理解したいと思う。

心理占星術は、それができるツールだね。

いろいろな話、基礎講座でぽつぽつやります。

よろしくお願いします。

nico