心理占星術と未完成な日々┃nicosmic life

自分自身が納得できる人生を歩むために、ホロスコープの構造を利用する

そろそろ乙女座木星の仕上げに入りたいよね

その前に…

Fさんからネプトゥナリア祭のお礼をいただいちゃった。

とっても楽しくてつい飲みすぎちゃったから…ですって。

ねー楽しかったですね。

また一緒に飲みましょうね。

54.jpgそうそう。すっかりお知らせが遅くなりましたが、すごく悩み抜いた末、ネプトゥナリア祭での売り上げの一部を「シリア難民支援金」として寄付させていただきました。

ありがとうございました。

で、昨日の講座でも話題になった木星が乙女座から天秤座に移動するまでの一カ月の過ごし方。

乙女座の木星はディグニティが低いだとか、柔軟サインのグランドクロスにやられただとか、扱いにくいものとしての印象が強く、あまり派手な報酬については語られることがなかったけれど、過ぎ去っていくと思うとなんだか名残惜しいね。

皆さんは、乙女座の木星の時期をどのように過ごしたのだろうか。

乙女座の支配星水星が8月31日から逆行することを考えると、よいコンディションで乙女座木星を体験できるのは今月いっぱいだと思っていい。

獅子座と乙女座は補完関係にあることから、獅子座の太陽とともに乙女座の木星を利用するというのはとても理想的だ。

自己を外に向けて押し出した後、どうしたらもっとうまく他者に”自分らしさ”が伝わるか、どうしたらもっと環境にマッチングするかを考える。

自己表示と自己反省。

この相反するエネルギーの引っ張り合いによって、自己が個性を健やかに表現できるようになる。

鍵は、もちろん獅子座の自己の押し広げ方にある。

気を使いながら、評価を恐れながら、遠慮しいしいではうまくいかない。

勇気をもってググッと押し広げる、さらけ出してみる、裸の王様をやってみる。

そうすると、自己のダメぶりがよくわかるので、慌てて乙女座が何とかしようとしてくれる。

バットは振らなきゃ当たらない。

自分をの技術を環境に役立てたいのなら、まずできることからやってみるといいね。

また乙女座は健康管理のサインといわれるが、それももちろん獅子座=太陽を行うためのものでしかない。

管理、反省、分析、調整といった内向的エネルギーは、だから、太陽エネルギーが表現された後にやらないと、「反省のために反省」といったネガティブスパイラルに陥ることになる。

先日、科学誌ネイチャー発表された木星の 大赤斑上空の高高温の話題。

やっぱり、木星は”暑苦しい”天体だったね。

大量の運動エネルギーとともに、気流がぶつかることで恒常的に乱気流にもなっているという暴れん坊な惑星だ。

そして木星の自転周期は、太陽系で最も短い。

木星というのは、だから「早く早」くと先を急ぐせっかちな性格なのだ。

また太陽に非常に近い水星を例外に、ほとんどの星の軌道は太陽の天の赤道ではなく木星の軌道平面とほぼ一致している。

ということは、つまり太陽をうまく発揮できていない(目的意識を持っていない)と木星意識(社会的報酬、世俗的成功)に引っ張られてしまうということだ。

だからこそ、木星をうまく扱うには、太陽に忠実な水星を使う必要があるということになる。

個性の発揮には、水星の力――言葉、思考、技術、技能――が必要になる。

そんなこんなで獅子座の太陽、乙女座の水星の季節に乙女座木星の意識を完成させておくというのはとても使い勝手がいいということになる。

自分らしさをのびのび表現し、それを美しく洗練させる。

この1カ月。

ちょっと勇気を出して、未来に向けて挑戦してみよう。

新し自分を発見してみよう。

乙女座も木星が新たな自己像に磨きをかけてみよう。

そうすれば、天秤座木星がまた新しい扉を外に向けて開いてくれるはずだ。