その前に、アスペクトの話。
先日の勉強会では、アスペクトの読み分けの練習をしたのだが言葉で適切に表現していくのはなかなか難しい。
コンジャンクション、オポジション、トライン、スクエア、セクスタイル、それぞれのアスペクトを個々人の体験に合わせて読むというのはけっこう高度な技術だね。
Sさんのネイタルチャートに示されている金星・海王星のコンジャンクションに対し、月がオポジションのアスペクトに関し、私が「対人関係に対して過敏な気遣いをしすぎてしまい、自分の感情や欲求をおざなりにしやすい傾向がある」というように読んだら、Sさんがとても驚いていた。
ふつう女性は月に親和性があるわけだから、「月がおざなりになる」とは読まないのではないか？という驚きらしい。
「そういう読み方をするには経験を積むしかないのですか」と聞かれたが、経験だけではそうは読めないと思う。
それよりもアスペクトの原理をしっかり理解し、個人に対しアスペクトどういう順番、どういう影響力で働き始めるかをイメージするのが適切なアスペクトの読み方につながるはずだ。
アスペクトをちゃんと読む。
次回も勉強会でも、そんな練習してみましょう。
で。
久しぶりに石塚氏とセミナーやります。
ティルの著書「The Creative Astrologer: Effective Single-Session Counseling（邦題は石塚氏が翻訳した「心理占星術2 クリエイティブな理論と実践）」の中のユニークな理論を取り上げつつ、石塚氏と私、それぞれのコンサルテーションに対する、向き合い方や準備の方法、現場でのやり取りや実践法をお伝えするという内容です。
ティルの著書名にもあるように、たった1回きりのセッションで効果的なカウンセリングを行うためには、創造的なテクニックやアプローチが必要となる。
どうしたらそれを行えるのか。
どんな技術を身につけるとよいのか。
今回は、そんな話をさせていただく予定です。
どうぞお楽しみに！
ティル来日記念「クリエイティブな現場作りのためのセミナー」 講師：石塚隆一 nico
■日時：９月３日（土）１８時 - ２１時
■料金：来日セミナー参加者の方は2000円 一般5000円
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皆さんのお越しを楽しみにしています！
