心理占星術と未完成な日々┃nicosmic life

自分自身が納得できる人生を歩むために、ホロスコープの構造を利用する

職業占星術 愛のある仕事 仕事はその人そのものを表す

太陽が乙女座に入ってから、「働き方」ということが私の中でキーワードになっている。

今思えば、乙女座木星がイングレスしたタイミングもかなり職業占星術オシで、集中講座なども頻繁に行ったりしていた。

先日の乙女座の日蝕の記事も、愛のある仕事の話をちょこっと書いた。

ここ1週間の間にも、様々な人の「愛のある仕事ぶり」を見させてもらっている。

きめ細やかな仕事、温かな対応、純粋な情熱や人々を巻き込む強い信念まで、愛情表現の仕方は人それぞれだが、それぞれがとても素敵で感動する(シェフの大皿さんのたまごサンドは夢のようにおいしかった…)。

そういった人たちに共通している特徴のひとつに語る力というのがある。

職業占星術の冒頭で必ずお話しする、プロフェッショナルの語源の話、プロフェッショナルとは、プロ・フェス、つまり「人前で告げる」「人に向かって宣誓する」というのが語源になっている。

自分は何者なのか、どうしてその仕事を選んだのか、なぜその仕事をする意味があるのか、そういったことを自分の言葉できちんと伝えることができる。

愛のある仕事をする人の特徴は、ここがとても際立っている。

これがMC軸を支えている3-9ハウスのテーマであることはわかるだろう。

人の”プロフェス”を聞くと、何とも言えない刺激を受ける。

時に静かに、時に饒舌に語られる言葉には、その人なりの美学があり、ドラマがあり、夢がある。

仕事は、その人そのものを表す。

先日、大阪のコラボセミナーで参加者の方から質問があった。

どう考えてもクライアントさんに合っていない職業をやりたいと言われたとき、どのように対応しますか?

というもの。

私の答えは、

その人の中にないものは言葉としてもアイデアとしても出てこない。

ということ。

55歳の人から「歌手になりたい」と言われたとき、歌手という職業のどこに魅力を感じているのかを探る。

声なのか、表現なのか、クリエイティビティなのか、人を幸せにしたいという思いなのか…

無理だよ!と決めつける前に、歌手という仕事の中にある、その人の奥の奥に触れるテーマ、深い欲求に気づく。

そこを丁寧に拾い上げることで、歌手以外の選択肢に気づくことだってある。

何事も根気がいるのだ。

先日の勉強会でもHさんのご主人の職業占星術を見させてもらいましたが、職業からわかるその人の大切にしているものというのも非常によく理解できた。

とても勉強になりましたね。

とにかく、愛のある仕事を見つけていく。

それができれば自分だけではなく、人も幸せにすることができる仕事ができるかもしれない。

11月5,6日と札幌で職業占星術&ミッドポイント講座やります。

2015年にもやった「私を幸せする働き方」というテーマ、それをさらにパワーアップしてやってみたいと思っています。

もし気になる方、先に以前書いたブログの記事に大体のカリキュラムが載っているのでそちらを見てみてね。

私を幸せにする働き方の記事&カリキュラム

詳細はまた改めてご報告。

明日13時からの上級講座3回目でも職業占星術&ミッドポイントを行います。

ぜひ楽しみにいらしてください。

では皆さん、乙女座の季節に愛のある仕事を!