心理占星術と未完成な日々┃nicosmic life

自分自身が納得できる人生を歩むために、ホロスコープの構造を利用する

一緒に新しい世界を見てみたい 火星・冥王星

IMG_47_2016101922282522e.jpg今日は朝からうれしいお客さん。

大阪の公美ちゃんが東京にやってきた!

朝の7時半に明治神宮で待ち合わせ、その後、うちに寄ったり、グッドモーニングカフェで朝食食べたり。

空は高く、風は渡り、朝から明るく、楽しく、気分よく。

午前、午後の講座でもおしゃべりが弾むので何でかと思ったら双子座の月だったね。

ここ数日の勉強会、講座、セッションの話題は、もっぱら火星、冥王星

皆さんの体験談を聞きながら、天体の象徴を体感に落としていく。

昨日の勉強会でも話題なりました、サインはひとまず置いといて、まずは天体のエネルギーを感じることから始める、これがアスペクトの読み方のコツです。

実際、そこにあるものとしての天体のエネルギーを感じてみる。

それが自分のどこを刺激し、どこを動かそうとしているのか、どう体験してようとしているのかを理解する。

それから、次に自分の中で息づいているサインの文化的意味(ゾディアック=黄道12サインというのは、人間が作り出した文化に基づいたものなので、サインの意味には社会的、時代的な背景が色濃く反映される)に気づく。

この順番で読んでいく。

で、トランジットの火星は、個人の持っている力量ーー生きるための、主張するための、未知の世界に自分を押し広げていくためのーーに対する強い刺激、また力量を発揮する場づくりというテーマでやってくる。

個人が個人の力でできることを学ぶ。

それがトランジット火星の目的だ。

そこに冥王星が加わると話しが変わる。

冥王星のトランジットは、人々が持っている火星に触れる体験だ。

関わっている人たちのニーズ、思惑に触れることによって、やる気を刺激されたり、逆に力が抑圧され、都合よく人に利用されていると感じる体験へとつながることもある。

本来、トランスサタニアンは一個人のエゴのためには働きにくいエネルギーと考えられている。

にもかかわらず、個人のエゴのために働かせようとするから、火星、冥王星が苛立ちや怒り、恐れや抑圧という心理作用を引き起こすことになる。

なので、火星冥王星の時は基本的に関わっている人と手を組む。

お互いの火星同士をうまく利用し合い、ひとつの目標に向かって力を合わせる。

相手に対する無理解を捨て、お互いが勝てる状況を作る。

ということだ。

そこまでなるには、なかなかの火星力が必要となるわけだけれど、でもさ、やっぱり良い使い方をしたいじゃない?

冥王星は凸凹の関係を喜ぶわけで、変容して成長していくためには、私にない価値観を人に持ち込んできてもらう必要があるし、私の持っているものを相手に利用してもらったほうがいい。

そうじゃないと、私の暮らす世界は一向に変わらないのだ。

たくさんの人たちと一緒にいろいろなプロジェクトをやらせてもらっている。

特に火星プロジェクトはとっても厄介で、みんなが一緒じゃなかったら、とてもやり通せないこともわかっている。

ここまできたら、みんなと一緒に新しい世界を見てみたい。

あなたと私で新しい世界を押し広げてみたい。

そのためにも関わる人たちの火星が適切に働くような、そんな場のシステムが必要なのだ。

それが、今回の私の山羊座火星・冥王星の意識につながっている。