心理占星術と未完成な日々┃nicosmic life

自分自身が納得できる人生を歩むために、ホロスコープの構造を利用する

2、3月の勉強会はアスペクト強化月間 象徴を言葉にすること

2月はメジャーアスペクト、3月はマイナーアスペクト

本当はマイナーアスペクト読みをやろうと思ったのだけど、せっかく先月はホロスコープの構造を見直したので、アスペクトもメジャーアスペクトから基礎練習をしてみましょう。

2時間でどのくらいできるかなあ。

各々のホロスコープに表示されているアスペクトを、人はどう読むか、自分はどう読むか。

今話題の人たちのアスペクトは、どのような刺激で発動しているのか。

それらのアスペクトが統合されると、人はどこに向かっていくのか。

メジャーアスペクトは、そんな感じで読んでみましょうか。

アスペクト読みは、苦手な人が多いですね。

でもね。

もしプロを目指すなら、チャートに形成されているすべてのアスペクトを端折らず、丁寧に言葉にすることを怠らないように練習しなくちゃダメです。

タロット講座の時も言いますが、たとえうまく意味が見つからなくても飛ばして読んだりしないように。

私たちのお仕事は、天体やカードの象徴の序列に意味を与えることですから、なるべくごまかしたりしたり、うやむやにしたりしないよう努力をしなくちゃです。

なので、今月、来月は、いつも以上に天体の組み合わせを丁寧に読んでいきましょう。

なぜアスペクト読みが難しいのかというと、そもそも天体の意味がうまく落とし込めていないということもあるし、象徴を言葉にする訓練が積めていないということもあるし、じゃあ慣れてくれば読めるようになるのかというと、象徴には無限の可能性があるわけだから、読み癖がつくばかりで一向に象徴理解が豊かになった気がしない。

つまり、象徴の学びは一生続いていくのだろう。

でも、ひとつ確信がある。

象徴を言葉にすることは、自分の心と向き合う行為そのものであるということ。

自分の中で明らかにできていないことは、象徴にも結びつかない。

心が避けていることは、言葉で探し出すことはできない。

よく言葉のオイリュトミーでも「声にできないものは、身体でも感じられない」と言われるが、言葉にできないことは人生でも体現できない、実感をともなって生きることができないということ。

月ー水星の関係だ。

なので今回は、可能性としての象徴も見つけてみましょう。

最終的に自分の中で新しい言葉、センテンスを作る作業をしてみましょう。

つまり、ナラティブセラピーですね。

未来を生きるためのアスペクト読み。

春は近いし、火星は牡羊座だし。

そんなことを2,3月の勉強会でやってみようと思います。

皆さん、どうぞよろしくお願いします。

nico