心理占星術と未完成な日々┃nicosmic life

自分自身が納得できる人生を歩むために、ホロスコープの構造を利用する

そうは言っても、金星とのバランス、木星との相互反応で火星を使う

今日は、「ニコラボお疲れ様パーティ&春分以降の活動について考える」をやります。

火星の振り返りやって動画も撮ります。

19時からです。

よろしくお願いします。

灯台屋さんでのワークは、残り1,2席というところでしょうか。

占星術を知らないよ、という方も参加してくれるそうですね。

まるおか(もずく)さん、取りまとめ&宣伝、とっても助かっています。

土曜日よろしくお願いします!

今月の勉強会は告知の通りアスペクト読みをやっていますが、やっぱり象徴を言葉にするのは難しいね。

今回は、参加者の人たちが実際生きた歴史をアスペクトで読み解くというのをやっているので、文字通り、生きた言葉を使っていかなければいけない。

とても個人的で、とても愛のある作業ですが、だからこそ例外を積み重ねて読んでいかなければならない難しさもある。

昨日もKさんから質問をいただきましたが、個人的ホロスコープの例外だらけの世界をどう読むか、それが実践読みの醍醐味でもあり、努力の方向性でもあるわけです。

だからこそ、いつでも驚きと発見があり、星を学問する価値があるのかもしれません。

決まり切った読み方で満足しないように、ぜひこのような機会に自分の読み癖の確認などをしてみるのもいいかなと思ったりもして。

アスペクトを読む前に、毎回、構造理解を深めるホロスコープ読みもやっている。

「構造理解」って言葉自体なんだか仰々しいけれど、つまりホロスコープのしくみについて、繰り返し考える機会を作っているということだ。

この前、「nicoさんの構造の考え方は面白いけど他の人には新しすぎる」と言われてちょっとがっかりしたのだけど、新しいのではなく、温故知新――前に学んだことや昔の事柄をもう一度調べたり考えたりして、新たな道理や知識を見い出し自分のものとすること――なので、私の考えには、かなりの率で古典の考え方――エッセンシャルディグニティやらアスペクト考察から理解を深めたものも多い。

たとえば、今なんか牡羊座の金星に右往左往している様子がわかって面白い。

火星はさっさと動きを作りたいのに、金星はあーでもない、こーでもないとぐずぐずしたり、不安になったり。

荷台に何も積まないまま走るわけにいかないので、結局、火星は空っぽのトラックのまま立ち往生、というように、トランジットにエッセンシャルディグニティの考え方を利用すると、天体の力の働き方がわかるというわけだ。

または構造として、火星に火を着火させるためには、木星の楽観性、未来に対する信頼の感覚が非常に重要になるわけで、そうなると2月の上旬からの木星逆行は、これまた火星力を上げるのに不安が伴うこともあるねというということになる。

天秤座の木星のディスポジターは牡羊座の金星なので、人との信頼関係が築けるかどうかは、結局自己信頼のテーマにつながるということが言えるということだ。

だから、この時期は自分の未来の可能性を開くためにも、積極手に人を信頼し、人に信頼してもらう努力をする。

相互の関係の中で自己価値を探る。

きっとみんな待ちに待っている金星の逆行を前に、まずは信頼の感覚を整える。

そんなこんなで、火星の話。

今日でもまた話題にしてみましょう。

そうそう、先ほど素人読者Jさんが、こんなコメントを寄せてくれました。

「火星は…

油断すると、松岡修造のように燃えてしまいます。

ボルトの100mではなく、Qちゃんの42.195kmの気持ちで走らないといけないのに」

そうそう。

火星は自分の心に一番近い、ささやかなともしび。

それがあれば、道に迷わない。