心理占星術と未完成な日々┃nicosmic life

自分自身が納得できる人生を歩むために、ホロスコープの構造を利用する

月=ICにアンカーを打つ 自分の今いる場所を忘れないように

ある日、父が朝早くうちにやってきて、おもむろに網戸の寸法を測り始めた。

前に遊びに来た時に、網戸が古くなっていたのがずっと気になっていたらしい。

お礼に、私の好きな(そしてきっと父も好きな)厚揚げとなめこの味噌汁とアジの開きを焼いて一緒に食べた。

または、昨日、プラネット大学院の後、みんなで食事をした。

東京からみねんこさんも来ていて、みんなでおせっかい「ほら、虹が出てますよ」について語ったり、みねんこさんが懲りずに火星の話を持ち出してくれたり、「なんば」の発音をからかわれたり、とても楽しい時間を過ごした。

帰り道、とてもきれいな月が出ていて、今、こうして幸せな気持ちで月を眺めることができていることに心から嬉しく思った。

震災から6年。

いまだ避難生活や原発風評被害など、解決できていない問題があるという。

私自身、この6年、忙しかったり、いろいろ変化があったりで、6年という歳月をうまく振り返ることができていない。

それくらい、自分なりに真剣に生きてきたのだと思う。

家族や仲間や仕事に恵まれ、空を見上げれば月は美しく、自分の暮らしを大切にしなくてはと実感している。

大阪からの帰りの新幹線。

昨日、プラネット大学院で話をした「月」の話を思い返していた。

天王星牡羊座木星・天秤座、冥王星山羊座と、カーディナルサインで強いアスペクトが形成されている今、社会の変化や人々の動きに強く刺激され、心がヘトヘトになることがある。

外向きの活動に意識が向きすぎて自分の心が置いてけぼりになったり、また「自分の居場所はどこなのだろう」という所属の不安に揺さぶられることもある。

このTスクエアは蟹座の不在、つまり蟹座=月の欠落感をあおるアスペクトであるわけだ。

このアスペクトを乗り切るため、外界に心を閉ざさないためには、まずは自分の月にしっかりと癒しと居場所を作ってあげられるといい。

外に「気」を遣いすぎたと思ったら、しっかり「陰」を補うことに努めることも大事だ。

他の人に惑わされないように、心を痛めすぎないように、自分らしい活動をし、心に喜びを与える。

そして、時にゆっくりと心を開き、共感と理解の関係の中で心に水分を与える。

自分の今いる場所を忘れないように、月=ICにアンカーを打つ。

火星ニューズレターに使用させていただいた、Sさんの感想の続きが今日、また送られてきた。

満月の時にふさわしい、とても素敵な言葉でしたのでここに掲載させていただきます。

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牡羊のページが終わる今、

湧いて来た怒りとか感情とかをただ書き留めていた中に、

私が大切にしたい気持ちとか願いとか、

進みたい方向とかが浮かんで来ていて、

おお、何か拾えてるじゃん?前進してるじゃん?

とちょっと嬉しくなったりしております 笑笑

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こんなふうにすったもんだやりながら、火星の2年の旅を過ごせたらいいなあ。

ニコラボチームにぶーぶー言われながらも火星手帳作ってよかった…

昨日のプラネット大学院では、丸尾氏がMountain Astrologerの記事をもとに、天文現象としての金星の逆行運動を、図解や動画などを用いて素晴らしいプレゼンテーションをしてくれた。

「皆さんのネイタルチャートの金星は宵の明星ですか? 明けの明星ですか?」という問いにみんな戸惑っていましたが、そうですね、時にはちょっとPC上のホロスコープから離れ、実際の空を眺めながら天体の象徴を考えてみられるといいですね。

丸尾氏、知的な刺激の機会をありがとうございました!

次回のプラネット大学院は、公美ちゃんの要望があり、「はじまりのはじまり 火星と金星のバランスを整え、人生を自分のものにしよう!」というワークショップやろうかなと思っています。

この前、灯台屋さんでやったものですが、昨日、みねんこさんが「すごくよかった」と推してくれたので、そうですか、じゃあやりますか。

私が考案した「4つのエレメントから考える今の私のバランス」というワークもやりましょう。

たまには座学から離れ、自分を知るワークもいいかもですね。

今日はこれから武蔵小金井でオイリュトミー。

先日、寺崎先生に、「nicoさん、ドビュッシーの月の光のフォルム考えてみませんか」と言ってもらったので、最近のBGMはこればかり。

では、皆さん、素敵な満月を!

【追記】たった今、Mさんにお孫さんが生まれた!という報告が。

    それはおめでとうございます!

    チャートは後で見てみますね。