心理占星術と未完成な日々┃nicosmic life

自分自身が納得できる人生を歩むために、ホロスコープの構造を利用する

火星がスピードダウン 私/私たちが本当に求めているものは何だ?

6/27(水)の火星逆行に向かって、火星がグッとスピードを落としてきている。

古典では、天体が通常の速度で運行している場合を吉(+2点)、スローモーションになっているときを凶(-2点)と得点づけているのだが、今、まさに火星はスローモーションの状態になっている。

火星が1日に移動する平均速度は、0°31’27”だが、今は0°08’10”。

だいぶスピードを落としてきている。

そんな中、昨夜、2019年度版火星手帳製作委員会を開催した。

今回の会議の一番の目的は、2019年度版火星手帳をつくるにあたり、ここでもう一度、「占星術を利用した手帳をつくるにあたって、私たちができること、したいこと」を確認しようということでした。

・可能性や必要性、夢や理想について、もう一度話し合い、ビジョンを共有しよう

・何が必要で何が不必要か 手帳に盛り込む内容について、もう一度意思の疎通をしておこう

・全体像のイメージ(仕様、内容)を確認しよう

そんなイメージ、ビジョンのすり合わせから始まった火星会議。

天体のサイクルを利用することの意味や、火星という天体の必要性について、改めて私の考えを伝えることができました。

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サイクルを利用するということは、変わることのない”秩序”にリズムを合わせるということ。

それにより、自分の人生を適切にマネージすることができるようになるということ。

そして、火星という天体を利用することにより、月=be=あるべき姿と、太陽=will=do=なるべき姿を生きるための原動力として、「私」の最良を生きるサポートになるということ。

火星の中の陽=牡羊座と陰=蠍座のバランスを整えることにより、「できた喜び」と「できなかった後悔」の両方から、自分の「こうありたい」をマネージすることができるということ。

個の力を育てることにより、共存の意識もスムーズに育つということ。

そんな話をさせてもらったあと、みんなで太陽、月を満たすための動機づけとしての火星の力や可能性について意見交換をしていきました。

わかなさんの言葉「火星をやればとにかく楽しい。それにつきる」というのが印象的でした。

ほんとにね。

わくわくというのは、火星のためにある言葉かもしれないですね。

その後、テキストや内容の確認について話題が及んでいったわけですが、いい手帳ができそうな予感に、それこそみんながワクワク。

そのワクワクが、いたずら好きのイツカさんの写真からもうかがえます。

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「ものを作るのが楽しいからここにいる」とみねんこさんが言ってくれましたが、新しいものを作っていくのは喜びもあり、また生みの苦しみの体験でもあります。

が、火星が逆行を開始する今こそ、火星を通し太陽と月の動機づけとなっているもの、「私/私たちが本当に求めているものは何だ?」を知ることが大事なのかもしれないね。

ここを外すと、自分の意図していない方向に引っ張られたり、不安を増長させるような結果に落ちったりするかもしれない。

そんなことを改めて感じた昨夜の火星会議でした。

これから作業の追い込みが始まりますが、いいものができるイメージをもって、楽しみながら進めてください。

皆さん、ぜひ2019年度版の火星手帳を楽しみにしていてください。

きっと牡羊座天王星期に重要なテーマがたくさん見つかると思います。

では、最後にイツカさんが撮ってくれた会議の様子の動画のまとめ。

不良のアヒルも出てくるよ。