心理占星術と未完成な日々┃nicosmic life

自分自身が納得できる人生を歩むために、ホロスコープの構造を利用する

時代の流れの中で生き抜く力をどのように手にするか

毎日、講座や鑑定などで言葉を伝えることばかりしていると、時々、言葉には何の価値もないように感じることがある。

自分の肉体(地エレメント)から言葉が離れていくと、それは風(風エレメント)に乗り、もう自分だけのものではなくなり、人に届き、様々に解釈され、そして消えていく。

言葉は相互をつなぐツールであって、常に真実を伝え得るものというわけでもない。

だからこそ、お互いに聴く努力、伝える努力にエネルギーを注ぐ必要があるわけだ。

昨日の火星ワークショップは、そのようにして、最初、迷いから始まった。

伝えられる言葉は持っているけど、では果たして、今、この瞬間、どんな言葉や情報に価値があるのか。

その中で、みよちゃんから「火星的視点から考える、来年の大きな流れ教えてほしい」というリクエストをもらった。

または、イツカさんからは、「天王星牡羊座から牡牛座を逝ったり来たりした、そのテーマの意味を教えてほしい」というリクエストも。

「それならば」ということで、まずは二人の質問に答えるかたちで、2019年最初の火星ワークショップのレクチャーが始まった。

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私の好きな考え方「時は、どこからきて、どこへ向かうのか」。

2017年から始まった今期の火星サイクルと天王星の移動には、とても重要な関係がある。

天王星牡羊座、牡牛座への刺激、そして天秤座、蠍座での金星逆行、この辺も重要なつながりを持っているだろう。

この「どこから来て」をしっかり自分のものにしていれば、次期火星サイクルはスムーズに始まっていくだろう。

けれどもし、水瓶座のテーマ(社会に通用する個人的価値の構築、貢献的資質、他者との対等な関係性づくり)が個人の中できちんと確立されていない場合、新しいサイクルの中で、不安を感じることは多いかもしれない。

なぜなら、今期のサイクルは水瓶座的資質を伸ばすことがテーマになっていたからだ。

または、牡羊座と牡牛座は補完関係にあるわけだから、天王星牡羊座にいる間にどれだけ「新しい可能性を発掘したか」、その体験を自分の「次なる意図」に変えることができたかは、とても重要となるだろう。

それが意識できていないと、牡牛座期は、ただ他人の体験に刺激を受け、自分のリソースの無駄遣いをするはめになるだろう(この辺は、今回の火星鑑定のテーマでもありましたね)。

それを踏まえたうえで、火星木星の関係性についても言及しました。

なぜ火星的エネルギーを使おうと思うと、人は「もっと上を目指さなくちゃ。もっと成功しなくちゃ。ちゃんと目的を達成しないと」というように考えてしまうのか。

それを天文的なテーマから読んでいきました。

外発的報酬意識を刺激する貧困ビジネス的なに大切なリソースを奪われないように、どのように自分のペースで世界をつくっていくか。

その最初のスタートをしていこう!

今回は、そんな話が中心となりました。

そして、振り返りタイム。

私が食事の準備をしている間、イツカさんが司会進行役として、皆さんとともに2017年からの流れを振り返っていきました。

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どこからきて、どこへ向かうのか。

たとえば、その問題は「どこから来たのか」、その源流をしっかりとたどってみる。

多くの人は問題が起こると、突然、物事がうまくいかなくなったように感じるが、実際、物事は突発的に起こるわけではない。

物事には、因果がある。

その始まりを理解しないと、うまく対処でいないことも多い。

または、「あの体験のおかげで今がある」的な、そういった歴史の積み重ねの意識がより成熟した人物を作っていくことにもなる。

そして、「どこへ向かうのか」という意識。

人は迷いの中にいると、未来に向けた建設的な姿勢を取れないことが多い。

この流れは、どこへ向かうのか、むしろ「どこへ向かわせたい」のか。

それをイメージし、今を生きる。

途中、お酒も入り、ギュンター・グラスの「ブリキの太鼓」の話でHさんとバカふざけもしましたが、パーティーも宴たけなわ。

フィニッシュは、好例の風船飛ばしとなりました。

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風が強かったせいが、風船があっちに行ったりこっちに行ったりして「おいおい大丈夫か?」となりましたが、こんなもんです、来年の牡羊座期は、こんなふうにモヤっと、緩やかに始まっていくのです。

最後に、「結局、火星サイクルって何なのでしょう」という質問に対し、みよちゃんが「目標は変わっていったり、達成できなかったりすることもあるけれど、自分の人生を意識化して生きることができる。火星サイクルはそれがいい」と言ってくれました。

そうです。

人生とはうまくいったり、いかなかったり。

でも、その中で、「自分を生きている」という自覚を持つことができる。

それは火星サイクルの良さなのです。

ということで、参加者の皆さま。

年末のお忙しいところ足を運んでくれ、そして、たくさんの話をシェアしてくれてありがとうございました。

では来期火星サイクルを大切に過ごしていきましょう。

来期の火星サイクルの流れが気になる方は、ぜひ動画を視聴してみませんか?

価格は、50分で2000円です。

お申込みページは以下になります。

↓ ↓ ↓

「新しい旅たちの前の火星ワークショップ」動画申込みページ

そうそう。

札幌でも火星ワークショップが開かれていました。

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ともりん、みねんこさんが中心となって、振り返り、これからの過ごし方の話をしてくれました。

たくさんの方がいらしてくれたのですねー

うれしいですねー

あ!羽妙先生もいらっしゃる!

みねんこさん、いい笑顔!

ともりん、札幌支部長、おつかれさまです。

準備等々ごくろうさまでした。

では。

みなさんの時期火星サイクルがステキなものになりますように。

nico