心理占星術と未完成な日々┃nicosmic life

自分自身が納得できる人生を歩むために、ホロスコープの構造を利用する

正解もない間違いもない その中で何を信じて進んでいくか

ニコラボ「子育て編」に参加の皆さま、そしてちびママチームのもずくさん、西塔さん、ワカナさん、昨夜はありがとうございました。

射手座の木星期に理想の「教育」「成長」というテーマを考えてみたい。

そんなことから始まったニコラボ「育てる」。

今回は子育てについて。

どこのテーマを、どんなふうに切り取るのか。

最後まで悩んだ挙句、今回は、私の提示した質問に答えてもらうかたちで会が進行しました。

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まずは、私がホロスコープの構造を用いて、人の成長と発達について簡単に解説。

ホロスコープの最初のステージ、牡羊座から双子座までの成長の重要性について、またそれを受けての月と水星の所属づくりの話、水星から木星へと続く、子供の世界が広がるドラマについて話をしたあと、現場で多く寄せられてきた子育てに対する悩み、不安、葛藤などを踏まえて、私がいくつか問題を提示させていただきました。

●「水星ー木星」の子供の成長のラインをどのようにとらえていけばいいのか。

親の信念や理想の押しつけにならないよう、けれどしっかりと北半球から南半球にかけての導きになるには、どのようなことが大切になるのか。

●最近、よく耳にする親の「子供を自由に育てたい」「子供の意思を尊重したい」という願い。

それは果たしてよい子育てと言えるのか。

●これまでもそうであり、これからはより重要だと思われる”コミュニケーションの力”、子育ての観点から考えた場合、どんなサポート、意識が必要になるのか。

上記のテーマを設定しつつ、成功体験、失敗体験を踏まえながら、お三方が話を展開してくれました。

西塔さんの「子供時代に得られなかった自分自身のテーマを子供に投影してしまった」という振り返り、ワカナさんの「好きにさせてあげたいという態度が、むしろ傍観者になってしまった(月のノーアスペクト)」という反省、そして、もずくさんの「とことん付き合おうという覚悟と父親不在の意識」などの話から対話がスタート。

重要なキーワードが出てきた中で私が印象的だったのは、良くも悪くも、やはり自分の両親との関係が子育てに対する態度を作っているということ。

それをときに教師にしたり、反面教師にしたりしながら、自分らしい子育てをしていこうという努力、それが子育てには必要なのだということ。

親も子も、1ハウスからのやり直し。

自分の人生の土台の作り直しなのだ。

どの程度、関与が必要か。

それとも自由を尊重させるべきなのか。

導きと理想の押しつけはどう違うのか。

父親はどのようなかかわり方が理想なのか。

正解もなければ、間違いもない、誰かの成功体験が自分たちの子育てに当てはまるわけでもない。

その中で、子供の優しさや素直さに甘えないように、子供の揺れ動く感情や不安に負けないように、1ハウスから3ハウスまで、牡羊座=火星から双子座=水星までの基準値を作り直しながら自分なりのやり方を見つけていく。

自分を信じ、子供を信じ、西塔さんが言っていた「親が引いたレールから降り、自分の未来を見始めたとき」を待ち、またはもずくさんが言っていた「いつか何かを見つけてくるとき」を待ち続けることが大事なのだろう。

ちびママチームの話を聞きながら、そんなことを考えました。

お三方の話を聞いて、自分の両親との関係を見直す機会になったと言っていた方も多かった「ニコラボ 子育て編」。

今回は、いろいろな角度から「子育てと私」を語っていただきましたが、次回は参加型の活発な議論もできたらいいですね。

もずくさん、西塔さん、ワカナさん、次回もぜひよろしくお願いします!

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【動画配信】ニコラボ第2回、これからの子育て