心理占星術と未完成な日々┃nicosmic life

自分自身が納得できる人生を歩むために、ホロスコープの構造を利用する

仲間と学ぶ――風エレメント的学びの力を育てる

かれこれ1年以上続いた心理占星術・実践読み講座が今日、ようやく最終回を迎えました。

これまでの実践読み講座は、6回なら6回と決めたカリキュラムをただこなすだけだったのですが、最近になって、必要なことをある程度できるようになるまで、とりあえず続けようということになり、他のクラスも2,3回の延長はあったものの、1年以上ですものね、よくここまで頑張りました。

途中、何度もくじけそうになったり、「課題が苦しすぎる…」と悲鳴も聞こえてくることもあったり、でもとにかく、すべてのカリキュラムをきっちりやり終えて、次はいよいよみんな大好きホラリー&コンサルテーションチャート講座へとステップアップします。

最後の講義が始まる前に、復習の仕方をお伝えしましたが、もっと早くお話しすればよかったなあと小さく後悔。

いつもいろいろな勉強の仕方をお伝えしていますが、私は基本的にすべての勉強は机の上で学ぶこと、そしてフランス式学習法――学んだことはすべて言葉にして整理することをおすすめしているのですが、このフランス式勉強法というのは、数学の証明問題でもなんでも、数式ではなく文章として理解していくというやり方。

なので、占星術も火星□土星(火星スクエア土星)を、「私のチャートは火星と土星がスクエアだから」と占星術用語で説明するのではなく、すべてテキストにして伝える練習を繰り返しする。

講座中、占星術用語で答えが帰ってきたとき、「それは占星術を知らない人にはどのように説明しますか」と何度も何度も繰り返し聞いて意味をどんどん開き、文章にしていく練習をします。

私ももちろん、そうやって勉強してきました。

このブログにも登場する、例のファイル、これがまさにこの練習の歴史です。

一般の方、著名人合わせて1000人分くらいあります。

占星術用語を自分の言葉で伝えていく練習、というイメージです。

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私の生徒さんの中には、私の全講座をノートにテープ起こしして、講座の度に持ち歩いてくれている人がいます。

nico先生の本はいつでも出せますよ!」と笑っていってくれていますが、こちらも机の上でコツコツ学んだ証ですね。

このように机の上で勉強したなと思う人は、まずすごく上達が早い。

講座毎に、ノートを書き直して整理する人などもそうですね。

それとともに、実地を重ねていく。

実際、私はあまり「実地訓練派」ではないです。

「ちょっとできるようなったら、さっそく仕事やイベントに出て実地で実力をつけましょう」とおすすめしている人もいるかもしれませんが、私は「机で十分勉強した後に」、または「実地↔机の上で学習」の双方向の学びが必要だと思っています。

実地だけで勉強した人は、対人力は着くけれど、技術がどうしても中途半端。

いずれ知識不足、技術不足で行き詰だろうし、知識、技術は個性(水星力)なので、仕事として長期的に成立しづらい印象があります。

それよりも、楽しく学び続けることができれば、いずれ知性が個性へと成長していきます。

これが水星の先の木星→MCの流れです。

そしてもう一つ、学びを強力にサポートしてくれるのが横の関係で学びを深めていくというやり方です。

縦ではなく横。

これがまさに風エレメント的学びのスタイルです。

同じ興味を持っている人たちと共に知識の交流をしていく。

レベルの差があれば、教えたり教えられたり。

または、

デジタルが得意な人、

メイクやファッションが大好きな人、

シングルマザーとして頑張ってきた人、

東洋の占いをかじっている人、

バリキャリの人、

いろいろな人の得意分野をシェアしながら、占星術を楽しみながら深めていく。

※今、赤ペン原稿を書いてくれている半分は大阪チームなのですが、この前、大阪でまさこさんと「奇跡のグループ」と話題にしていましたが、みんなで力を合わせあっという間に成長して、今、まさに仕事にしてくれたりしていますものね。

※札幌の「札幌ニコ道場」もそうですね。

皆さんで定期的にハーバルムーンに集まって学びを深めてくれていますね。

今日の実践読みのチームもね、個性豊かな人たちが多いのにみんな少しシャイでね、だから、次回の講座までグループで集まって自主練習をしよう!ということになりました(個性豊かな〇〇家の人々を見てみるらしい!)。

もっと早くおすすめすればよかった…と後悔。

先生抜きの横のつながりでワイワイガヤガヤ。

あーだこーだやりながら、テキストを引っ張り出してきたり、テキトーなことを言ってみたり、教えたり教えられたり。

また、それぞれのいいところも発見できたり。

もちろん、わからないことがあったら、代表で誰かが質問する(札幌チームはこのやり方をしてくれていますね)。

私もそんな仲間とともに成長してきたことを思い出します。

今は、それぞれの道を歩んでしまったけれど、私の大事な学びの過程となりました。

ということで、

①机の上でコツコツ学び、言語の力を育てること

②そのうえで実地を行うこと

③閉じた環境ではなく、開いた環境で刺激を受けながら成長すること

これが私のおすすめの学びのステップです。

明日は、9:30からタロット実践読み勉強会、そして心理占星術・実践読み講座は延長第1回目となります。

学習法も含めて、明日もたくさんのことを吸収してください。

では!