心理占星術と未完成な日々┃nicosmic life

自分自身が納得できる人生を歩むために、ホロスコープの構造を利用する

「忘れなかったうた」を手に、再び歩み始めるか否か

クリスマスの飾りつけを外して、元ある場所に絵を飾り直すため拭き掃除していたら、ふと絵の裏にある言葉が目に入った。

やがてうまれてくることは、

これまであったことが忘れなかった

うたなんだ

懐かしいですねー

覚えている方いるかなあ。

2017年1月28日火星牡羊座回帰のタイミングで行った火星イベント「Beginning of Life はじまりのはじまり」のために、画家・くまのひでのぶさんが書き下ろしてくれた絵、その裏に書かれたうた。

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火星をやるとは、いつもこういうこと。

はじまりのはじまり。

忘れられないうたを、もう一度うみだすこと。

水エレメントから火エレメントへ

魚座から牡羊座

「愚者」から「魔術師」へ

私たちの中に、どれだけ忘れられない”うた”がたまっているだろう。

芥川龍之介が傾倒していたノーベル賞作家・アナトール・フランスはもこんなことを言っていた。

夜、われわれが夢に見る者は、昼間われわれがなおざりにしていたもののあわれな残滓である。

夢は軽蔑された事実の復習であり、見擦れられた人々の非難の声である。

ノーベル賞の選考理由のひとつが「人類への深い共感」とあるが、アナトール・フランスは太陽月ともに牡羊座の人。

牡羊座=火星とは、つまり夢とうつつの狭間のエネルギーの象徴でもある。

夢にとどまるか、現実へと足を踏み出すか。

火星という行為の中には、そのような緊張感がある。

ということで、蠍座火星は最後の5度に入りました。

水エレメンから火エレメントへ。

ここまでの流れの中で、”忘れなかったうた”を手に再び歩み始めるか否か。

蠍座期に感じたネガティブな感情を手放し、むしろその感情を一つのモチベーション=エネルギーとして、人それぞれのチャレンジに向けて、やる気を奮い立たせられるかどうか。

蠍座最後の5度で、そんなことを考えながら振り返りページをやってもらえたらなと思います。

コラージュ2

私も今朝、早速やってみました。

蠍座期を無事抜け出した、その印象は、毎回のことながら、きゅんとする胸の痛みとともに、あるすがすがしさも感じている。

吹っ切れたような、新たな意気込み。

私にも、「忘れなかったうた」がある。

「わたしを活かす働き方 職業占星術パーフェクトマスター講座」も始まった。

アストロカードゲームも復活した。

火星ワークショップでの第3ステージの話や風船飛ばしは、私のある意味原風景につながっている。

クリスマスの飾りつけを丁寧にやることで、自分の中の童心に触れることもできた。

隠者の星を手にできたら、外的ではなく内的な豊かさを求め、射手座期はぼちぼちマイペースに進んでいきたい。

皆さんの蠍座期は、どのようなものだったでしょうか。

また、どこかで報告してくれたらうれしいです。

射手座期は、1/3からはじまります。

次の牡羊座回帰は2020年6月28日。

今期火星サイクルは、まだあと6か月以上ありますから、最後の火地風水の4つの進み行きを体験してみるのもあり。

興味ある方は、ぜひ火星サイクルプロジェクトのページを見てみてね。

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火星サイクルプロジェクト 公式ページ